先日から「How orange juice took over the breakfast table -「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」を読んでいます。

オレンジジュースが朝食の定番となったわけ


・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(1)
・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(2)
・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(3)
・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(4)
・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(5)

Packaged orange juice only gained in popularity as companies began to add “flavour packs”, oils and essences that could be added to old juice to give the taste of fresh.
パック詰めのオレンジジュースが人気を博したのは、各社が「フレーバーパック」と呼ばれる、古いジュースに添加することで新鮮な風味を与えるオイルやエッセンスを加え始めたからである。

While this practice led to lawsuits about whether the resulting product could be considered “natural”,
そうしたやり方は、出来上がった製品が「ナチュラル」と言えるかどうかという訴訟にも発展したが、

by this time US consumers were used to the taste, convinced of the need for orange juice to accompany a complete breakfast, and out of practice at juicing.
この頃のアメリカの消費者はその味に慣れ、朝食にオレンジジュースは欠かせないものとなり、自分でジュースを搾る習慣もなくなっていた。

Busy 20th-Century lifestyles also saw a broader shift towards convenient foods that didn’t require much preparation, which may have helped the appeal of packaged juice.
さらに20世紀の忙しいライフスタイルの中で、調理の手間がかからない便利な食品への移行が進んだことも、パック詰めジュースの魅力に拍車をかけたと思われる。

It had taken a few decades, but with the help of advertising and processing technology,
数十年の歳月を経て、広告宣伝や加工技術の進歩があり、

the dumping ground for extra oranges was solidly ensconced as its own product, far outpacing oranges themselves in sales.
その結果、余れば廃棄されていたオレンジに商品として収まる場が出来、オレンジそのものをはるかにしのぐ売上高を記録した。


ensconce「~に(快適に、落ち着いて)座る、おさまる」。

“On any given day (with oranges and tangerines together), 5% of Americans will consume a fresh orange,” concluded a USDA report from 2003.
2003年の米国農務省の報告書には「(オレンジとミカンを合わせて)どんな日でも、アメリカ人の5%が新鮮なオレンジを消費している」とある。

“21% will consume orange juice.”
「21%はオレンジジュースを消費する。」


- 完 -


加工技術の進歩により、今ではむしろオレンジそのものより、オレンジジュースの消費量の方が多くなったと。

今では濃縮還元もありますよね。

輸送コストを抑えるために原産国で水分を可能な限り抜いて(体積・重量を軽くして)輸出し、受け取った先で水分を加えてジュースに戻すという方式。

その過程で有益な栄養素は結構失われているんでしょうが、飲べば違和感なく美味しいものが多いですよね。

賛否ある分野だとは思いますが、人々が安価で手軽にフルーツジュースを飲めるようになったのは、こうした試行錯誤のおかげなのは確かなんですよね。


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