先日から「Should New Zealand cats be kept indoors? -「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」を読んでいます。
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(1)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(2)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(3)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(4)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(5)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(6)
What various conservation groups are pushing for is not just control of feral cat populations;
様々な保護団体が求めているのは、野良猫の個体数のコントロールだけではなく、
they want New Zealand’s cat owners to rethink how their cats live, and what effect they might be having on the country’s wider natural environment.
ニュージーランドの猫の飼い主に、自分の猫がどう生活しているのか、また自国の自然環境にどのような影響を及ぼしているのか、もう一度考えてほしいと願っている。
In the last decade, conservation and cat welfare groups have tried to steer public debate to consider all cat populations as a factor in bird predation,
この10年間、自然保護団体や猫の愛護団体は、猫の個体数全てが鳥類の捕食の要因であると世論を誘導しようとしており、
and are campaigning for the government to introduce a national cat act which will require all domestic cats to be microchipped and neutered.
全ての飼い猫にマイクロチップと去勢手術を義務付ける国家猫法の導入を政府に求めるキャンペーンを展開している。
If New Zealand eventually does have a cat act, it will be the first of its kind at a national level.
もしニュージーランドに猫に関する法律ができれば、国家レベルでは初の試みとなる。
The Cat Act 2011, which requires the “identification, registration and sterilisation of domestic cats” is an act at state rather than federal level.
「飼い猫の識別、登録、不妊手術」を義務づけた「2011年猫法」は、連邦レベルではなく州レベルの法律である。
Only West Australia currently employs it, though Tasmania and the Australian Capital Territory also enforce an earlier cat management act from 2009.
現在、この法律を採用しているのは西オーストラリア州だけだが、タスマニア州とオーストラリア首都特別地域でも2009年から猫管理法を施行している。
国家猫法(笑)、いや笑い事ではないんですが、字面のいかめしさと猫がマッチしなくて不思議な響き・・・。
しかし事実を聞いていると、確かに事態は瀬戸際に来ているのが分かります。
ニュージーランドにとって他国にない自然環境は大きな財産ですし、これが毀損されること、豊かな自然と多種多様な動物たちが失われることを容認出来ないのも事実。
猫をしっかり管理したくなるのも分かります。
まずは野猫を捕獲して数を減らす・・・ということになるんでしょうかね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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