先日から「The rise of the minimalist wardrobe -「ミニマム・ワードローブの台頭」を読んでいます。

ミニマム・ワードローブの台頭


・「ミニマム・ワードローブの台頭」(1)
・「ミニマム・ワードローブの台頭」(2)
・「ミニマム・ワードローブの台頭」(3)
・「ミニマム・ワードローブの台頭」(4)
・「ミニマム・ワードローブの台頭」(5)
・「ミニマム・ワードローブの台頭」(6)
・「ミニマム・ワードローブの台頭」(7)

There is also a trend towards slower fashion cycles.
またファッションのサイクルが遅くなっている傾向もある。

People from super-luxury brands now talk about “trendless fashion”, Darke says;
ダークによれば超高級ブランドの人々は今「トレンドレスファッション」、

timeless, well-made pieces that will last.
つまりタイムレスで、長く愛用できるアイテム、について話しているという。

Hopefully, quality garments, like those we had in pre-industrial times, and those that minimalist dressers like Jennifer Logan seek out today, will follow.
工業化以前の時代のような、そしてジェニファー・ローガンのようなミニマリストが求めるような、質の高い衣服の登場を期待したい。

The proposed US Fashion Act would make retailers responsible for the entire life cycle of their products,
米国のファッション法の提案は、小売業者に製品のライフサイクル全体に対する責任を負わせるもので、

and while this will drive up high-street prices,
これは商品の店頭価格を押し上げることになるが

Darke hopes that the consumer expectations will change in tandem, and drive a move towards better quality clothes from high-street brands, too.
ダークは、消費者の期待もそれと並行して変化し、ハイストリートブランドも、より質の高い服を作るようになることを願っている。


in tandem「二人(以上)縦に並んで、~と協力して、並行して」。


アメリカでは衣服を作った企業が最後まで自社製品の面倒を見る、というのが法制化される流れなんでしょうか。

それが実現したら、かなり画期的ですね。

今はいらなくなった服の受け皿は、古着屋やリサイクルショップが主流ですが、そこはどうなっていくのか?ちょっと気になりました。

供給量は減るでしょうし、もしかしたらメーカー側で自社製品のリサイクルショップを始めるかも。

既存の中古品業者にとっては脅威かもしれませんが、消費者にとってはそうなったら、それもまた楽しいかもしれません。


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