昨日から「How to tip around the world -「世界のチップ事情」を読んでいます。
・「世界のチップ事情」(1)
Japan
日本Received wisdom has it that Japan is the sort of ascetic paradise where litter is unheard of, imperfection (or wabi-sabi) is honoured and social consciousness is elevated into an art form
日本はゴミを散らかさない禁欲的な楽園であり、不完全さ(わびさび)が尊ばれ、社会意識が芸術にまで高められていると聞き及ぶ
(don’t walk while eating; be quiet on public transport;
(食べ歩きをしない、公共交通機関では静かにする。
don’t point with hands or chopsticks;
箸や手で指さしをしない、
don’t blow your nose in public – the list goes on).
人前で鼻をかまない、などなどリストは続く)。
It’s also a place where tipping isn’t just uncommon;
また、チップの習慣がないわけでもないが
it’s considered embarrassing and awkward.
それはどこか恥ずかしく、気まずいとされる。
And, since the Japanese have a tip-free service culture, it really needs to be spelled out to the foreign visitor with a think-twice warning: do so and you’ll cause offence.
そして日本にはチップ不要のサービス文化があるので、外国人観光客には「よく考えろ、でないと不快な思いをさせるかも」という注意書きが必要だ。
think-twice「よく考えてみる、考え直す、熟考する」。
“Even if travellers are told Japan doesn’t tip, some people are still keen to show their appreciation with money – but it doesn’t work like that,”
「日本ではチップを払わなくてよいと言われても、感謝の気持ちをお金で表そうとする人がいますが、そう上手くはいきません」
said James Mundy of UK-based tour operator InsideJapan Tours.
と語るのは、インサイドジャパン・ツアーズのジェームス・マンディ氏。
“It’s common for people to leave money for waiting staff at restaurants, then be chased down a road and given their money back.
「レストランでスタッフにチップを渡すと、道を追ってきてお金を返される事はよくあります。」
Many cannot understand people do their job with pride,
プライドを持って仕事をしている彼らを理解できない人も多く
and an ‘oishikatta’ (it was delicious), or a ‘gochiso sama”thank you for preparing the meal) will go down very well.
彼らには、おいしかったです、ごちそうさまでした、といった一言が喜ばれます。
Money doesn’t always talk.”
お金では済ませられない事もあるのです。」
まあでも、私だったらチップも普通に嬉しいとは思います(笑)。
ただ周囲の目を気にして、または店の方針として、受け取らないことはあるのでしょうね。
また同僚たちが見ている前では受け取れない(もらえる人ともらえない人の間で嫉妬などがある)。
その辺りを分かっているお客さんは、人目のないところで心付けを渡してくれる・・・こともあると、接客業をしている人から聞いたこともあります。
そこまでの機微をお客さんに求めることは難しいですから、必然的に受け取らないという行動になるのかもしれません。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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