いま「Sex and the City」のスクリプトを使った英語学習法に取り組んでいるのですが、
その中から、日常の英会話で使えそうなフレーズをいくつか
イメージ画像(?)入りで紹介したいと思います。
シーズン1: Sex and the City より
It’s like the riddle of the Sphinx.
これぞ世界の七不思議。(直訳:まるでスフィンクスのなぞなぞみたい。)
これは、いくら考えても答えが出せない難しい問題、という意味で
キャリーが使っています。
「スフィンクスのなぞなぞ」は、元々はギリシャ神話の中の
人間にはほぼ回答不可能な問題を出してくる、スフィンクスの話から来た言葉のようですが
私の場合は「ネバーエンディングストーリー」が浮かびました。
この映画では、アトレイユは走って「スフィンクスの門」を突破しましたが
まあ大抵の人には、この門をくぐるのは不可能なわけです。
このくらい難しい問題だということを表したいときに、一回は使ってみたいフレーズです。
たぶん相手は「ちょっとシャレたことを言うじゃないか?」という顔をするんじゃないでしょうか。
ひょっとすると向こうも
「ネバーエンディングストーリー」のこのシーンを思い浮かべるかもしれません。
Don’t you have any friends that you can hook me up with?
誰か友だち紹介してくれないかな?
もう1年も彼女がいないという、キャリーの友人スキッパーが
キャリーに誰か友だちを紹介してほしい、と頼むフレーズです。
hook up with~ は俗語で「付き合う、くっつく」という意味です。
文字通り、フック(鉤)で自分と女性をくっけてくれないか、というわけです。
これはもうあの映画のイメージしかありません。
ロビン・ウィリアムスとダスティン・ホフマンの「フック」です。
実際にこの勢いで迫っていったら、まず相手に嫌われてしまうでしょうが(笑)
まさに“hook”のイメージそのものです。
友だちに誰かを紹介したい、またはされたいとき、どちらのパターンでも使えるフレーズですね。