ホワイトカラー シーズン2 第5話より:
I would suggest cozying up to her.
彼女に取り入れ。
ハルブリッジの使いに案内されたターゲットの自宅。
それは何と、ニールに不利な証言をした保険調査員・サラの家であった。
夜中に忍び込んできたニールに驚くサラだったが
自分がハルブリッジに狙われていることを知り、
「自分を殺したことにして」とニールに頼む。
そしてニールも暗殺者としての使命を果たした体で
何とか現場を切り抜ける。
そしてサラはFBIの協力により、公式に死亡と発表され
事件が解決するまで、FBIのオフィス内に寝泊りをすることに。
おかげでニールとサラは何かと顔を合わせる機会がふえたが、
サラは彼に対する警戒心と疑念を晴らしておらず
ぎくしゃくとした関係が続いていた。
今回のフレーズは、過去のいきさつも承知しているモジーがニールに、
自分の仕事をやりやすくするためにも
彼女を少し懐柔するべきだとアドバイスをする、というシーンで登場します。
全体のやり取りとしては、こんな感じです。
I’m guessing you’re not her favorite person at this moment?
もしかしてだけど、お前は彼女に好かれていないのか?(モジー)
No.
ああ。(ニール)
Then I would suggest cozying up to her.
それなら彼女に取り入ることをおすすめするよ。(モジー)
cozy up to~ は「~にすり寄る、近づく・~と親しくなろうとする」という意味です。
そして cozy は「居心地が良い・くつろいだ」という意味で
洋菓子店・コージーコーナーの“コージー”ですね。
また to をつけずに、cozy up と言うと「どうぞ楽にして(Make yourself at home)」という意味になり
これは家に友達を呼んだとき、呼ばれたときなどに良く使われる言葉です。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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