ホワイトカラー シーズン4 第15話より:
keep a close eye on
目を光らせる、監視する
一方、サムはモジーの協力を得て、プラット上院議員の追手を逃れるため
隠れ家に身を潜める日々である。
彼は警官時代のプラットと共に働いていたこともあり、
プラットにとっては表舞台に出られては困る人物でもあるのだった。
しかし隠れ家のあまりの退屈さに、ついニールに電話をしてしまう。
ピーターが再び協力してくれることになったと告げるニールに
FBIを信用していないサムは渋い顔をする。
そして居ても立っても居れなくなり、自分も隠れ家を出て手伝うと言い出すのだった。
Listen, I should be there. Let me help.
なあ、俺もそっちに行くよ。手伝わせてくれ。(サム)
No, we can’t risk it.
だめだ、危険過ぎる。(ニール)
We got a new boss at the bureau, she’s keeping a close eye on us.
こっちに来た新しいボスが、俺たちを監視してるんだ。(ニール)
I’ll let you know the minute we locate the box.
エレンの箱の場所が分かったらすぐに連絡するから。(ニール)
keep a close eye on は「目を光らせる、監視する」。
これとよく似たイディオムに
keep an eye on~
~から目を離さない、~を注視する
というのがありますが、今回のは close eye は「接近した目」ということですから、
それよりもっと厳重に注視する、片時も目を離さず見張る、といった意味になります。
最初にキャロウェイを見たニールが思わず、I don’t like her(彼女は嫌いだ)と口にして
ピーターに諌められるシーンがありますが、ニールの本能(instinct)が
彼女を危険な人物だと察知したことが伺えるやり取りだと思います。