ゴシップガール シーズン1 第15話より:

if (my) memory serves
(私の)記憶が正しければ


SATを翌日に控えた夜、ジョージーナにどうしても会いたいとせがまれたセリーナは
仕方なく一時間だけという約束で彼女と夕食を共にするが
ふと気づくとすでにSATの開始時間は過ぎ、
ジョージーナと二人、見知らぬホテルの部屋で目覚める。

昨夜からの記憶が飛んでいて青ざめるセリーナだが、
すでに試験開始時間が来てしまっていた。

Wait, how did we get here? What are we doing here?
待って、どうやってここに来たっけ? 私たちここで何してるの?(セリーナ)

Oh, my god. I’m supposed to be at Hunter college.
まいったな。 今頃ハンターカレッジに居るはずなのに。(セリーナ)

If memory serves, and it usually does,
もし記憶違いでなければ、まあ大抵正しいんだけど、(ジョージーナ)

they don’t let you in if you’re late.
遅れたら入れてもらえないはずよ。(ジョージーナ)

(中略)

Look, don’t worry.
ねえ心配しないで。(ジョージーナ)

I called Lily and covered your ass.
リリーには連絡して、上手く誤魔化しておいてあげたから。(ジョージーナ)


if (my) memory serves は「(私の)記憶が正しければ」。

この言い方は控えめというか、謙虚さを感じるものですが
その後、it usually does(大概は正しいけどね)と追い打ちをかけるあたりが
ジョージーナなんですね(笑)。

cover one’s ass 「(その人のために)言い訳をしてあげる、失態を取り繕う」。

セリーナはもちろん母親の手前なんかでなく、
試験に遅れている事に焦っているのですが
ジョージーナはあえてズレた応対をして、彼女をイラつかせます。

この二人にどういう事情があるかはまだ分かりませんが
これが frenemy「フレネミー(友達を装った敵)」というやつでしょうか。



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