ゴシップガール シーズン2 第12話より:
I’ve been meaning to~
ずっと~しようと思っていた
自分の家が差し押さえにあった折、しばらくダンの家に居候していたネイトは
ジェニーと顔を合わせるうちに良い雰囲気になっていた。
だがジェニーが家を飛び出し、ネイトも自身の家族のゴタゴタで駆け回っているうちに
二人の関係は自然消滅のようになっていた。
ジェニーはそれでも心のどこかでネイトを思い続けていたが
ネイトはすで区切りをつけ、ヴァネッサと親密になりつつある。
そんなある日、ゴシップガールのサイトにネイトとヴァネッサのキス写真が掲載され
ジェニーは思わずヴァネッサに怒りをぶつけてしまう。
How could you? Really, Vanessa?
こんなの酷すぎない? ヴァネッサ?(ジェニー)
Lying and seeing Nate behind my back?
私にウソついてネイトと会ってたの?(ジェニー)
I’m so sorry. I have been meaning to tell you.
ごめんなさい。なかなか言い出せなかった。(ヴァネッサ)
I just wasn’t sure how.
どう伝えるべきか分からなくて。(ヴァネッサ)
how could you? は直訳すると「どうしたら(そんな事が)出来るのか?」、
それが転じて「なぜこんな事をするの?、何てひどい事をするの?」という意味になります。
どうして、と相手に尋ねるような形になっていますが、
もちろん本当に答えが欲しいわけではありません。
ここで生真面目に「それはね・・・」などと説明を始めたら、
更に怒りを買うだけなのでご注意を。
behind one’s back は「(人の)裏でこそこそ動く、裏切る、内緒で事を進める」。
そして I’ve been meaning to~ は「ずっと~しようと思っていた」ということで
よく使われるのは
I’ve been meaning to~, but~.
~しようと思ってたんだけど、でも~。
という形です。
How could you? と怒っている相手と、
その人に I have been meaning to~ と言い訳をするというこのシーンは
まさにお手本のような(?)やり取りだと思います。