ゴシップガール シーズン2 第20話より:
fawn over
(人の)ご機嫌をとる、媚びを売る
息子の学費を心配するルーファスのため、リリーは友人のツテを辿り
富裕層のアート収集家・アランを紹介しようと試みる。
しかしアートに人並み以上の思い入れを持つルーファスは
名画をぞんざいに扱うと評判のアランのような奴に媚びる気はないと
彼女の好意を突っぱねる。
He’s the guy who put a Monet in his bathroom.
あいつ、モネの絵をトイレに飾ってる奴だ。(ルーファス)
Well, he’s an old friend of Cyrus’.
その、彼はサイラスの古い友人でね、(リリー)
you’ve been saying the Mid-range art market is dead,
あなた中間層は今は駄目だって言ってたでしょ、(リリー)
so I thought it might be nice for you to meet a few High-end collectors.
だから富裕層の顧客を見つけるのも良いんじゃないかと思って。(リリー)
Lil, I appreciate you trying to help,
リリー、心づかいは有り難いけど、(ルーファス)
but I am not fawning over an ass like Allan Levy just to make a sale.
俺は絵を売るためにアランみたいな奴に媚びを売る気はないぞ。(ルーファス)
High-end 「最高級の、最高仕様の」、High-end collectors(富裕層の収集家)。
そして fawn over は「(人の)ご機嫌をとる、媚びを売る」。
fawn には「へつらう、(犬などが)じゃれつく」という意味がありますので
イメージとしては、お偉いさんや立場のある人に、犬がじゃれるように愛嬌を振りまく、
周りでちやほやするという感じでしょうか。
make a sale 「売り上げをたてる、売り込む、買い手がつく」。
ちょっと調べてみたらイェール大学の場合、4年間で約2000万円程かかるようです。
これを全額負担となると、息子だけでなく自分たちの生活(しかもNY)もあるし、
お父さんはどれだけ稼げば良いのやら・・・。