ママと恋に落ちるまで シーズン3 第6話より:
eat someone up inside
後悔する、良心の呵責を感じる、自責の念に駆られる
マーシャルの夢は自然保護団体で弁護士として活動することであり
ついにその夢がかなうチャンスが訪れる。
非営利団体NRDCから、マーシャルに採用通知が届いたのだ。
だがそれと同時期、彼の父のつてで、ある民間企業からも仕事の誘いが届く。
その会社はマーシャルの希望する分野ではないが
非営利団体の給与とは比べ物にならない年俸が保証されており
リリーとの将来を考えると、断るには惜しい条件であった。
マーシャルは悩みつつ、民間企業の面接に出向く。
Marshall, why do you want to work at Nicholson, Hewitt & West?
マーシャル、なぜうちで働きたいと?(ジェフ)
Right, um, okay, Jeff, I’ve actually given this a lot of thought, I’m sorry.
ええ、あの、ジェフ、僕も色々と考えたみたんだが、申し訳ない。(マーシャル)
Stop. I can’t do this with a straight face.
待って。 堅苦しいのはやめよう。(ジェフ)
You don’t want to work here.
君はうちには興味ないんだね。(ジェフ)
You’re only here ’cause your dad went to high school with Joe Hewitt.
ただお父さんの顔を立てるために、面接に来た。(ジェフ)
Fact is, you just got a sweet job at the NRDC.
それに既にNRDCでの採用が決まってる。(ジェフ)
And it’s awesome. Man, I could have gone the non-profit route.
すごいじゃないか。 僕も行けばよかった。(ジェフ)
I didn’t. And it eats me up inside every day.
だが行かなかった。毎日後悔してるよ。(ジェフ)
give thought to~「~を検討する・一考する、~に思いを巡らす」。
I’ve actually given this a lot of thought(僕も実はこれについてよく考えてみた)。
with a straight face「真面目くさった顔で、すまし顔で」。
I could have~「~すればよかった、~すべきだった、~出来たのに」。
I could have gone the non-profit route(僕もNPOの仕事に行けばよかった)、
自分が望めば行けたけど、あえてそちらを選ばなかった、というニュアンスです。
・I could have gone(行けたのに)
・I could have done(出来たのに)
・I could have told you/him/her(君/彼/彼女に伝えるべきだった)
などなど I could have + 過去分詞 で、
過去にこうすればよかった、という思いを表せます。
そして eat someone up inside は「後悔する、良心の呵責を感じる、自責の念に駆られる」。
直訳すると「内側からその人を食べつくす」、
自責の念、罪悪感など、苦しい感情が内側からその人を食べつくす、という感じで
好ましくない感情について使われる表現です。
ジェフ役は映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」で
乗組員ヒカル役を演じていた俳優さんでした。
このジェフもそうだし「スタートアップ」で
暗号通貨ジェンコインに投資する謎の投資家アレックスも東洋系、
「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」の次シーズンでは
マシ・オカさんが出るそうです。
例え日本人役でもなかなか日系の役者さんが選ばれにくい点は残念ですが
(英語力、コネクション、そもそもの人数の少なさなどが関係するのかな)
アジア勢にチャンスが広がっているのを感じます。
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