ママと恋に落ちるまで シーズン7 第17話より:
root against~
~の敵を応援する
真剣な話し合いの末、ケヴィンと別れたロビン。
テッドはアパートの屋上で一人泣いているロビンを見つけ
彼女から全てのいきさつを打ち明けられる。
テッドはロビンの事情全てを理解した上で
もう一度やり直したいと彼女に告げ、二人はまた元のさやに納まる。
だがその事をテッドから聞いたリリーは
本当にロビンもテッドと同じ情熱から復縁を承諾したのか、懐疑的になるのだった。
Robin again?
またロビンと?(リリー)
Why does everyone keep going after Robin?
何で皆ロビンばかり追いかけるのかしら?(リリー)
How come no one ever takes a run at me?
どうして私には誰も来てくれないの?(リリー)
Barney hits on you every day.
バーニーが毎日口説いてるじゃないか。(テッド)
Yeah, but he just wants to bang me.
ええ、だけど彼はただやりたいだけでしょ。(リリー)
I want something real.
本気の人じゃなきゃ。(リリー)
(中略)
Ted, I know you’re ready to go with this whole you-and-Robin thing,
テッド、あなたがロビンとやり直したいのは分かったけど、(リリー)
but is she ready to go?
彼女の方はどうなの?(リリー)
(中略)
Damn it, Lily, why are you rooting against me?
何だよリリー、どうして俺を否定するんだ?(テッド)
I’m not rooting against you.
否定なんかしてない。(リリー)
Yes, you are.
してるよ。(テッド)
go after~「~を追いかける、~を追い求める」。
how come「一体どうして、何で」。
take a run at~「~に襲い掛かる」。
How come no one ever takes a run at me?(どうして誰も私に襲い掛かってこないの?)
=「どうして私には誰も来てくれないの?」。
hit on~「~を口説く、~に粉をかける、~に付きまとう」。
Barney hits on you every day(バーニーが君を毎日口説いている)。
このやり取りを夫のマーシャルの前でしているリリー、
ごく親しい友達の一人が毎日妻を口説いている・・・
何かよく考えたらヘンな仲間っていうか、アメドラだなあって感じます(笑)。
ready to go「いつでも出られる、すぐに使える」。
そして root against~ は「~の敵を応援する」。
root「応援する、励ます」against「~に反対して、~に逆らって」
=「~の敵を応援する」、
ここでは自分の味方をしてくれない=「否定する」という解釈になっています。
テッドはリリーが自分の恋愛を応援してくれると思ったのに
何だか賛成じゃない雰囲気(一回失敗してるしね・・・)なので少しイラっときた、
そんな感じが Damn it(ちくしょう、何だよ、ふざけんな)という言葉に現れてる気がします。
片方がいつもずーっと好きで、もう片方はそれほどでもない、
そういう関係になってしまう組み合わせってありますよね。
リリーは女の勘でそこを嗅ぎ取ってるんじゃないかと思うんですが
テッドは信じたくないようです。
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