ザ・メンタリスト シーズン7 第10話より:

tip/show one’s hand
うっかり手の内をさらす、計画をばらす


FBIの職員・ワイリーは、かねてより好意を持っていた同僚のヴェガを
食事に誘うことに成功。

だが、一体彼女をどんな店に案内すればいいか分からず
既婚者で上司のアボットに、ファーストデートにふさわしい店選びを相談する。

Can I ask you about something outside of work?
仕事以外の質問をしても?(ワイリー)

Well, it was not totally outside of work.
というか、全く関係ないわけでもないんですが。(ワイリー)

You asked Vega out.
ヴェガを誘ったんだな。(アボット)

How did you know?
何で分かるんです?(ワイリー)

Uh, this is not my first rodeo.
経験からさ。(アボット)

(中略)

I don’t wanna tip my hand.
好意がミエミエなのは嫌なんです。(ワイリー)

You already tipped your hand.
もうバレてる。(アボット)

Okay, but how do I impress her without coming on too strong?
ええ、でもガツガツせず彼女に好感を与えるには?(ワイリー)

Keep it casual. Not a hole on the wall, you know.
カジュアルで清潔な店がいい。(アボット)

Tablecloths. Not necessarily white.
真っ白でなくてもいいが、テーブルクロスは必須だ。(アボット)

Okay.
なるほど。(ワイリー)


not my first rodeo「初めての事でない」。

this is not my first rodeo([職場恋愛の相談は]初めてではない)
=「経験から分かる」。

そして tip/show one’s hand は「うっかり手の内をさらす、計画をばらす」、
まだその時ではないのに、胸の内を知られてしまう
機が熟す前にバレてしまう、といった表現です。

ここではワイリーは、あまり張り切って高級な店にすれば
自分がいかに彼女に本気かバレてしまうから困る、といった意味で
I don’t wanna tip my hand(胸のうちを知られたくない)と言っています。

それに対してアボットは
You already tipped your hand(すでにバレバレだぞ)と。

まあかなり前から皆にバレている感じでしたよね(笑)。

come on strong「強い姿勢で臨む、積極的・大胆に振る舞う」。

how do I impress her without coming on too strong?
(どうしたらガツガツせず彼女に好感を与えられるのか?)。

a hole in the wall「みすぼらしい所、狭苦しい場所」。

アボットのアドバイスを目を輝かせながら聞くワイリーが可愛くて・・・(笑)、
捜査官って出会いの場が少なそうですし、職場恋愛には寛容みたいですね。


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