トゥルーブラッド シーズン2 第4話より:
throw a monkey wrench into
(計画等の)邪魔をする、妨害する、ぶち壊す
マリアンに不気味さを感じ始めていたタラは
一緒に自分の家に住もうというスーキーの提案を受け入れ
マリアンの家から引っ越す。
スーキーはビルと旅行中なので、たった一人の家の中で
タラは誕生日だというのに落ち込んだ気分で過ごしていたが
そこにマリアンたちが訪ねてきて、今夜はタラの誕生日パーティを開くという。
Surprise! Surprise!
サプライズ!(マリアン)
Nobody should spend their birthday alone.
だってあなたの誕生日でしょう。(マリアン)
(中略)
Hey, what were you crying about?
何で泣いてたの?(エッグス)
I always cry on my birthday. It’s always the worst day.
いつも誕生日には泣くのよ。 一年で最悪の日だもの。(タラ)
No matter what I do, I end up crying because my birthday always sucks.
何をやったって泣くはめになる、失望するだけの日。(タラ)
…Well, this is the year that changes.
・・・今年は違うよ。(エッグス)
I promise you that.
約束する。(エッグス)
We had been planning this party for days,
ずっと前から計画があったのに、(マリアン)
but you threw a major monkey wrench into things by moving out!
あなたが引っ越しちゃうから台無しよ!(マリアン)
(中略)
We are gonna have a wicked good time.
今夜は最高に楽しめる。(マリアン)
I can feel it in my bones.
きっとよ。(マリアン)
Nobody should spend their birthday alone
(誰も誕生日を一人で過ごすべきではない)
=「だってあなたの誕生日でしょう」。
end up~「結局~になる、~で終わる」。
No matter what I do, I end up crying because my birthday always sucks
(何をしても、私の誕生日は最悪だから泣いて終わるはめになる)。
どれだけ気の毒な誕生日を過ごして来たんでしょうか・・・
エッグスでなくても、思わずタラを抱きしめたくなります。
そして throw a monkey wrench into は直訳すると「レンチ(工具)を投げ入れる」、
そこから「(計画等の)邪魔をする、妨害する、ぶち壊す」。
もう作業なんかやってられっか、と工員が機械にレンチを投げ入れる、
すると機械が壊れて大変なことになり、以降の仕事の妨害になる、ぶち壊す
そういうイメージから来た表現と言われています。
また monkey wrench は「サルでも使えるほど扱いが簡単なレンチ」
ボルトをつかむ幅が変えられるレンチを指します。
you threw a major monkey wrench into things by moving out!
(あなたの引っ越しによって、[計画に]でっかい邪魔が入った!)。
wicked「邪悪な、不道徳な、いたずらな、お茶目な」。
feel it in one’s bones「直感する、確信する、予感がする」。
このシーンの、嬉しい気持ちと怖い気持ちが混ざり合ったタラの表情が絶妙です。
あとエッグスは、ここのセリフでタラの心をつかんだ感じですね・・・
うーん、タラちゃん大丈夫かな。
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