トゥルーブラッド シーズン5 第11話より:

not on my watch
私が見張っている限りはない、私の目の黒いうちはない


スーキーとジェイソンは、亡き祖母の保管していたある巻物を発見。

それは人間の言語で書かれたものではなく、妖精の言語で書かれた契約書であり
妖精のモレーラが解読したところ、その内容はスタックハウス家に次に生まれる女児を
ワーロウというヴァンパイアに引き渡すというものであった。

300年前に交わされたその契約にある女児とは、スーキーのことであると判明し
ジェイソンは妹を守るため、妖精たちにも援護を頼むことにする。

Kind of strange to find out you were sold to a vampire 300 years ago.
300年も前に私はヴァンパイアに売られていたなんてね。(スーキー)

Hey, that scroll thing is bullshit.
あんな契約は無効だ。(ジェイソン)

I don’t care what it says, ain’t nobody selling you.
誰が何と言おうが、お前を渡したりしない。(ジェイソン)

Not on my watch.
俺がいる限り絶対だ。(ジェイソン)

(中略)

Maurella, she said talking to this elder person that could give us some answers.
モレーラの話じゃ、妖精の長老が力になってくれるって。(ジェイソン)

She said it’s worth a shot.
そう願うわ。(スーキー)


scroll「(パピルス、羊皮紙等で作られた)巻物、うずまき」。

Hey, that scroll thing is bullshit
(おい、あんな巻物はインチキだ/下らない)=「あんな契約は無効だ」。

そして not on my watch は「私が見張っている限りはない、私の目の黒いうちはない」。

watch には「見張り、監視、警備」といった意味があり
直訳すると「自分の見張りではそれはない・起こらない」。

自分が注視している限り、その事(起きてほしくない事)は起こさせない、という意味、
または、自分が知っている(見ている)限りでは気づかなかったが、
実はこんな事(起きて嬉しい事、良い事)が起きていた、という意味で使われることもあります。

ここではスーキーをワーロウには渡さない、
Not on my watch(俺が見張っている限りは)=「俺がいる限り絶対」という解釈です。

worth a shot/try「やってみる価値はある」

She said it’s worth a shot(彼女は試す価値はあると言ってた)
=「[その価値はあると]そう願うわ」。

ここにきて、謎の譲渡契約書が出てきてしまいました。

このワーロウというヴァンパイアは、彼らの両親を殺していたことも明らかとなり
次シーズンはこのワーロウとの戦いになるようです。


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