トゥルーブラッド シーズン7 第10話より:
plain and simple
単純明快
自分が存命のうちにというビルのたっての希望で、
ジェシカとホイトの結婚式が行われる。
まだ人間とヴァンパイアの結婚は法的には認められていないが
二人は家族や友人に囲まれて、つつましくもあたたかな式を挙げる。
神父の役をかって出たアンディは、二人に彼なりの心からの祝福を贈るのだった。
Before we move on to the vows, I just want to say one thing.
誓いの言葉の前に、俺からひとこと言わせてくれ。(アンディ)
The state of Louisiana, the United States of America, may not recognize this union,
州や国は、この結婚を認めないかもしれん、(アンディ)
but for my money, there ain’t a doubt in my mind that God does.
だが俺が思うに、神はお認めになる。(アンディ)
The love you two share is beautiful.
君らの愛は尊い。(アンディ)
And love is love, plain and simple.
かけがえのない愛だ、誰も否定できん。(アンディ)
(中略)
I now pronounce you husband and wife.
二人を夫婦と宣言する。(アンディ)
You may kiss your vampire bride.
ヴァンパイアの花嫁にキスを。(アンディ)
recognize「認める、認知する、承知する」。
union「統合、合体、連合、合併、和合、結婚」。
for my money「私の考えでは、私が思うに」。
my money は「私の考え」、「お金」ではないんですね(笑)、
これは知ってないと意味が分かりません。
なぜお金なのか?これは調べてみましたが明確な答えは見つかりませんでした。
自分なりに想像を巡らせると money「通貨、貨幣」、つまり世の中に流通するもの、
私から世に流通させるもの、私の考え・・・そんな感じでしょうか。
まあとにかく(笑)これは丸覚えでしのぎましょう!
そして plain and simple は「単純明快」。
plain「明白な、装飾のない」、simple「簡素な、単純な、易しい」
誰にでもすぐわかる、簡単で明白なこと=「単純明快」。
自分の考えを述べた後に、ただそれだけ、これ以上言えることはない、という時に
it’s plain and simple とか simple as that などが結構出てくる気がします。
ここでは人間とヴァンパイアだからってそれがなんだ、愛は尊い、それだけだ、
という感じでアンディがかっこいいシーンです。
And love is love, plain and simple(愛は愛、ただそれだけだ)
=「かけがえのない愛だ、誰も否定できん」。
これは字幕を担当された方もグッジョブだと思います(私が言うのもおこがましいけど)。
You may kiss your vampire bride(ヴァンパイアの花嫁にキスを)
これは普通なら you may kiss the bride となりますが、
ちゃんとヴァンパイアというところにプライドを感じて、またまたアンディがかっこいいです。
この結婚式は自分がこの世を永遠に去る前に、
娘同然のジェシカにホイトという家族を・・・という
ビルの願いがかなえられた瞬間でもありました(涙)。
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