昨日から「What Japan can teach us about cleanliness – 清潔さから日本が教えてくれること」がテーマの記事を読解しています。

・「清潔さから日本が教えてくれること」(1)

The easy answer is that residents themselves keep it that way.
すぐに出せる答えとしては、住人たちがそのように意識していること。

“For 12 years of school life, from elementary school to high school, cleaning time is part of students’ daily schedule,” said Maiko Awane, assistant director of Hiroshima Prefectural Government’s Tokyo office.
「小学校から高校までの12年間の学校生活で、掃除は生徒たちの毎日の日課となります」と広島県東京事務所の粟根麻衣子さんは言う。

“In our home life as well, parents teach us that it’s bad for us not to keep our things and our space clean.”
「家庭でも両親は子供に整理整頓や家を綺麗にしないのはいけない事と教えます。」

Including this element of social consciousness in the school curriculum helps the children develop an awareness of, and pride in, their surroundings.
この社会意識の要素も含め、学校の教科課程が子供たちに周囲の環境への誇りと意識の目覚めをもたらす助けをしている。


social consciousness「社会意識」。

curriculum「カリキュラム、課程、教科」。

Who wants to dirty or deface a school that they have to clean up themselves?
果たして自分たちが綺麗にせねばならない学校を、傷つけたり汚したい人はいるだろうか?


deface「(外観を)損なう、傷つける、摩損する」。

“I sometimes didn’t want to clean the school,” recalled freelance translator Chika Hayashi, “but I accepted it because it was part of our routine.
「掃除が嫌だと思ったこともあります」と翻訳家の林さんは当時を振りかえる「でも日々の日課として受け入れていました。

I think having to clean the school is a very good thing because we learn that it’s important for us to take responsibility for cleaning the things and places that we use.”
学校での掃除はとても良かったと思います、自分たちが使う場所を綺麗に保つ責任を学べますから。」

On arriving at school, students leave their shoes in lockers and change into trainers.
学校につくと、生徒たちは靴を下駄箱にしまい、上履きに履き替える。


trainers「運動靴、スニーカー」。

trainers は、トレーナー(スウェットシャツ)ではなく、運動靴、ここでは上履きといった意味になると思います。

主にイギリスで使われています。

ではスニーカーはというと、sneak「こそこそ入る、不意打ち」に er がついて sneaker「(足音をさせず)こそこそする人、卑劣な人」。

日本で言うスニーカーは sneakers と複数形になり、主にアメリカで「スニーカー、運動靴」を指す言葉になります。

足音がしないクッション性の良い靴、運動靴、という感じでしょうかね。

At home, too, people leave their street shoes at the entrance.
家でも同じことで、人々は外歩きの靴は玄関で脱ぐ。

Even workmen coming to your house will remove their shoes and pad around in their socks.
作業員の人たちも、人の家では靴を脱ぎ、靴下で静かに歩く。

And as the schoolchildren grow, their concept of what constitutes their space extends beyond the classroom to include their neighbourhood, their city and their country.
そして生徒たちが成長するにつれ、自分に関わりがあると感じる空間の領域は教室から近所、街、そして国へと広がっていく。


constitute「~を構成する、~の構成要素となる、~という体質、制定する、設置する」。


小学校から始まる学校での掃除体験が、やがては清潔を保つ意識を養うことにつながる、という感じでしょうか。

確かに掃除って、私の場合は就学前は完全に「お母さんのやること」という意識でした。

それが学校に入って初めて自分で掃除をするようになり、完全に他人事だったそれが、やっと自分事として迫ってきました(笑)。

実は掃除はあまり好きではないので、ちょこちょこ何度も時間を取られたくないし、人に迷惑がかからなければ、散らかってても割とヘーキなタイプです。

でも今は家族がいますので、あまりだらしないのは身勝手でいけない。

だからやる時は意外としっかりと、あとからやり直しをしたくない、掃除回数も減らしたいという一心でそうします。

確かにやればスッキリして気持ち良いけれど、生きている限りホコリは出るし物は汚れる・・・もうエンドレスじゃないですか(笑)。

なので、ウンザリしない程度に困らない程度に細々と。

それでも外国では褒められるんですから、もっときちんとした方だったら、海外では恐らく相当な綺麗好き、素晴らしいと激賞されることと思います!


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