引き続き「The trick that makes you overspend – あなたに余分な出費をさせる仕組み」を読んでいます。

あなたに余分な出費をさせる仕組み


・「あなたに余分な出費をさせる仕組み」(1)
・「あなたに余分な出費をさせる仕組み」(2)
・「あなたに余分な出費をさせる仕組み」(3)
・「あなたに余分な出費をさせる仕組み」(4)
・「あなたに余分な出費をさせる仕組み」(5)

In his book, Predictably Irrational, Dan Ariely described how The Economist uses a decoy effect to encourage readers to opt for a more expensive subscription to its magazine.
ダン・アリエリー氏は彼の著書「予想どおりに不合理」の中で、雑誌「エコノミスト」が如何におとり効果を使って、読者をより高額な定期便に誘導しているかを説明している。


irrational「不合理」。

In this case, the publishers offered a digital subscription for just $59, a print subscription for $125 and a third option of a combined print and online subscription for the same price – $125.
この場合、出版元はデジタル購読をを59ドル、印刷版を125ドル、そして三番目の選択肢としてデジタル版と印刷版を合わせて125ドルで提供している。

The print-only choice here is clearly a decoy, since it offers less than the print and online package for the same price,
ここでは「印刷版のみ」が明らかな「おとり」で、これはデジタル版と印刷版を合わせた場合と同じ価格なのに内容は少ない、

but Ariely found that its mere presence substantially increased uptake of the combined subscription (rather than the digital only).
だがアリエリー氏によれば、デジタル版と印刷版を合わせた選択肢は、実際のところ大してお得でもない(デジタル版だけに比べて)。


mere「ほんの、単なる、まったく~にすぎない」。

presence「存在感、あること、現存、出席、配備、配置、面前、人前」。

substantially「実質上、大体は、十分に、大いに、しっかりと」。

uptake「理解(力)、取り込み、摂取」。

Indeed, when only two options were available, readers were 52% more likely to go for the much cheaper online-only option, compared to a choice involving a third decoy.
実際、3つ目の選択肢がある場合と比べた場合、2つの選択肢のみの時は読者の52%がより安価なデジタル版を選ぶのだ。


雑誌「エコノミスト」の定期便では、デジタル版と印刷版の両方を楽しめるプランは、(同じ価格で印刷版だけのプランに比べて)一見お得のようだけども、価格は約2倍になるし、中身は同じもの・・・なので、あんまりお得でもないよね?という話でした。

こういうの、ありますよね~、つい引っかかってしまいがちです(笑)。


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