先日から「Why The Empire Strikes Back is overrated – なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」を読んでいます。
スター・ウォーズファンから首を絞められそうな(汗)勇気ある指摘は続きます。
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(1)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(2)
I wouldn’t go that far, but let’s be sensible about this.
私はそこまでとは思わないが、ここはひとつ分別は必要だろう。
be sensible「目端がきく、気が利く、分別がある、常識がある、物わかりがよくなる・開ける」。
The production design is clearly not on the same level as Star Wars.
映画美術については、明らかに「スター・ウォーズ(新たなる希望)」と同レベルではない。
The Rebel base on the ice planet looks roughly what you’d expect a Rebel base on an ice planet to look like;
氷の惑星にある反乱軍の基地は、大体予想がつく程度のものだ;
the plain white plastic corridors of Cloud City could have been salvaged from the studio bins after a Star Trek film had wrapped.
クラウド・シティの白いプラスチックの回廊は、「スタートレック」が仕上がった後にゴミ箱から回収してきたようにも思える。
These shortcomings are disguised by Peter Suschitzky’s atmospheric cinematography.
それらの欠点は、ピーター・サシツキーの雰囲気あふれる撮影技術によって覆い隠されている。
shortcoming「短所、欠点」。
disguise「変装・偽装する、おおう、隠す」。
(A master of shadows, reflections and deep colour, he would go on to be David Cronenberg’s regular director of photography.)
(彼は影と反射、深い色彩の達人で、デヴィッド・クローネンバーグ作品で常連の撮影監督になった)
But not even Suschitzky’s spine-tingling work could improve the derivative story.
だが、サシツキーのゾクゾクするような技をもってしても、このありきたりな物語を改善することはできなかった。
spine-tingling「ワクワクする、(背中が)ゾクゾクする、センセーショナルな」。
derivative「(本源から)引き出した、派生的な、独創性のない、新しさに欠けた」。
「帝国の逆襲」の映画美術にオリジナリティが足りないのが残念だったという話でした。
まあスター・・・「トレック」なのか「ウォーズ」なのか、回廊を見ただけでは、私は分からないかも(笑)、「イントゥ・ダークネス」を見ただけですが、どちらも面白かったです。
しかし毎回、ものすごいファンの期待を背負って新作を公開して、彼らを熱狂させてきたのですから、やっぱりジョージ・ルーカスという人は偉大なクリエイターなんですね。
「ローグ・ワン」の終盤で、ダース・ベイダーの赤いライトセーバーがブィィン!と光るシーンは本当に素晴らしかった。
あれで一気に物語が引き締まった感じがして、こんな魅力的な悪役が他にいるか!?と興奮しました。
このダース・ベイダーを生み出しただけでも、ルーカス氏は一生分の仕事をしたと言えるのかも・・・自分の生きる世界とは全く違う新しい世界を創造するって、すごい才能だなと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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