先日から「Why cinemas will bounce back from the coronavirus-crisis – 映画はコロナ禍からまた立ち直る」を読んでいます。
劇場公開間もない作品がオンラインでどんどん解禁、追い込まれていく映画館。
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(1)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(2)
Last week, Disney made Pixar animation Onward available to rent on video-on-demand services, just over a month after its US premiere, while Universal have similarly uploaded The Invisible Man and The Hunt.
先週、ディズニーはピクサーの「2分の1の魔法」のオンラインレンタルを開始、これはアメリカで公開されてまだ一か月余りの作品で、ユニバーサルでも同様に「透明人間」と「ザ・ハント」をオンライン公開している。
And the same thing is happening with key indie films too:
そして、同じことはインディーズ映画でも起こっている
recent Berlin Film Festival award-winner Never Rarely Sometimes Always has also made the leap to streaming just a couple of weeks after its US opening.
最近ベルリン映画祭で審査員グランプリを受賞した「Never Rarely Sometimes Always」もまた、米国での公開からわずか2週間後にはストリーミングに飛び移った。
make the leap「飛躍・躍進を遂げる」。
The consequence of all this is that studios may wonder why they’re sharing revenue with exhibitors if they can get a bigger cut by going straight to homes.
これら全ての結果としてスタジオ側は、観客の自宅に作品を直接届ければ大幅な経費削減になるのに、なぜ劇場側と収益を分配しているのかと、疑問を感じるかもしれない。
exhibitor「出品者、出展者、展覧者」。
Indeed, while cinemas are on their knees, streaming platforms are profiting.
確かに、映画館がスタジオに屈している間は、ストリーミングは利益を上げ続けるだろう。
bring someone to one’s knees「(その人を)屈服させる、ひざまずかせる」。
Demand for home entertainment is so high that services such as Netflix and Disney + have announced they will reduce their picture quality in order to cut the data going to our homes by 25% so that the internet doesn’t get bottlenecked, slowing download speeds to a standstill.
ホームエンターテインメントの需要増加に伴い、NetflixやDisneyプラスなどでは、回線渋滞を防ぐべく、各家庭に送るデータを25%削減して画質を下げることと、ダウンロード速度を遅くすることを発表した。
But before we start imagining the liquidation signs going up at our local picture houses,
だが地元の映画館が潰れる確率が高まったと考える前に
it’s important to remember and celebrate how cinema has weathered societal storms throughout its history.
映画が歴史の中でいかにして社会の嵐を乗り越えてきたかを思い出し、褒め称えることが大切だろう。
Proclamations on the demise of the cinema have been a regular occurrence through the decades.
映画の終焉を叫ぶ声はここ数十年、定期的に発生している。
proclamation「宣言、布告、発布、声明書、宣言書」。
And yet in 2019, the global box-office revenues from cinema were higher than ever.
それなのに2019年は、世界中の映画館からの興行収入は過去最高だったのだ。
ほぉ~、2019年が過去最高というのは知りませんでした。
中国のおかげが大きかったのでしょうかね、前の記事に中国での一か月の売り上げが、約1,750億円(16億3300万ドル)だったとありましたよね。
近年のハリウッド映画は、中国を絡めたストーリー、もしくは中国系の俳優の起用が目立っていたと思いますが、それもお得意様へのサービスの一環か(もちろん中国での興行収益にも関わってくるはず)。
80年代は日本が世界で勢いづいていて、日本を舞台にした映画が作られたり、テレビCMにハリウッドスターが出たり・・・それを思い出します。
過去に疫病で映画館が存続の危機を迎えたことはあったんでしょうかね。
「大人数に場所を貸す」商売全てに通じる課題ですよね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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