先日から「Why cinemas will bounce back from the coronavirus-crisis – 映画はコロナ禍からまた立ち直る」を読んでいます。

100年前のパンデミックでは、映画館の灯は消えなかった。

映画はコロナ禍からまた立ち直る


・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(1)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(2)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(3)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(4)

There was no single moment during the flu outbreak when all the cinemas in the UK shut, and some jurisdictions simply imposed mitigating measures.
このスペイン風邪の流行時でも、英国内の映画館全てが閉鎖されたことはなく、管轄区域によっては緩和策を課すだけだった。


jurisdiction「司法権、裁判権、支配(権)、権限、管轄(権・区)」。

impose「負わせる、課する、賦課する、押しつける、強いる、でしゃばる、つかませる、組み付ける」。

mitigating measure「緩和策、改善手法」。

In London, cinemas were required to be ventilated for 30 minutes every three hours.
ロンドンでは、映画館は3時間ごとに30分間の換気を求められた。

Those in Wolverhampton banned children and removed carpets.
ウルヴァーハンプトンでは子供の入場を禁止し、カーペットを取り除いた。

A Walsall cinema showed a 15-minute public information film that featured a Dr Wise and a foolish patient.
ウォルソールの映画館では「ワイズ博士と愚かな患者」という、15分間の情報映画が上映された。

The advantage of this piecemeal localised policy-making for the industry was that, with films struck onto celluloid prints, and canisters moving from cinema to cinema, movies could shift around to areas that did not have restrictions in place.
この地域ごとに対策を決める方式が映画業界にもたらした利点は、缶に収められた上映フィルムが映画館から映画館に移動することで、上映作品が何の制限もない地域にも届けられることだった。

Mirroring some of the debates being had today, about balancing the economic impact against the cost of lives, some cinemas owners complained about closing, Napper explains.
ナッパーの説明によれば、現在の議論にも通じるのは、経済的影響と人命のバランスについてであり、当時も一部の映画館オーナーは閉鎖について不満を述べたと言う。

“There are a lot of letters to the trade press from cinema managers saying the closing of cinemas because of the flu is nonsense, [and asking] ‘What about sporting events and factories?
「業界紙に映画館のマネージャーからたくさんの投書があり、インフルエンザのために映画館を閉鎖するのはナンセンスだ、それならスポーツイベントや工場はどうなんだと。


trade press「業界紙」。

Why should it be cinemas that take the financial hit?’”
なぜ経済的な打撃を被るのが映画館なのか?と尋ねてきたそうです。」



昔は上映フィルムを近隣の映画館で回しあって、各映画館が営業していたんですよね。

なので自転車でフィルムを届ける人が遅れると、上映時間も遅れたり、フィルムが届かないと上映中止になったり、良くも悪くも人間味ある営業スタイル。

スペイン風邪の時は、映画館のおやっさんたちが手紙で閉鎖に抗議したと。

また今のようにウィルス対策が全国的に統一されていなかったので、対策のゆるいところ、人数制限のない地域の映画館では、通常時と同じ集客、売り上げが見込めたので、それが映画界の助けになったという話。

今回はその映画界にとっての活路が、オンラインでの配信ということかもしれませんね。

劇場はどうするんだ?という話にはなりますが・・・。


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