先日から「14 facts about the Grammy Songs Of The Year award – グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」を読んでいます。
グラミーの70年代は「安全第一」?。
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(1)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(2)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(3)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(4)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(5)
Playing it safe in the ‘70s
安全第一の70年代Halfway through the 1970s, the Grammy judges still seemed to be keeping modern pop at arm’s length, celebrating instead the folkier charms of Simon & Garfunkel and the can-you-hear-me-at-the-back music hall projection of Barbra Streisand.
1970年代の半ば、グラミーの審査員たちは、いまだモダンポップを遠ざけて、代わりにサイモン&ガーファンクルのフォークの魅力や、劇場に響き渡るバーブラ・ストライサンドを称賛していた。
keep at arm’s length「疎外、疎んずる、遠ざける」。
projection「投射、発射、放射、射影、投影(法)、平面図法、映写、突出(部)」。
1975 was a year which saw a string of pop classics – from The Bee Gees’ Jive Talkin’ to KC & The Sunshine Band’s Get Down Tonight and David Bowie’s extraordinary Fame.
1975年は、ビージーズの「ジャイヴ・トーキン」から、KC&ザ・サンシャイン・バンドの「ゲット・ダウン・トゥナイト」、デビッド・ボウイの並外れた名声まで、ポップクラシックが目白押しの1年だった。
string of「連続、連発、ひと続き、一列、ひもに通したもの」。
What did the jury go for?
そして審査員がこの年選んだのは?
Judy Collins’ Send In The Clowns.
ジュディ・コリンズの「Send In The Clowns」だった。
世の中はとっくにモダンポップに移行していたけれど、グラミーはこの時はまだフォークを評価し続けていた、という話でした。
イギリスには1977年から始まったブリット・アワードという音楽賞があり、(始まった年の関係もあるでしょうが)こちらは最初からロックとポップスであふれています。
昨日の記事は、ビートルズが(年間最優秀楽曲賞を)一回しか取れなかったという話でしたが、まあ最初からアメリカとイギリスでは好みが合わない感じはあるのかな~と思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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