先日から「14 facts about the Grammy Songs Of The Year award – グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」を読んでいます。
「Beat It」は「殴れ」じゃなくて「失せろ」。
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(1)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(2)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(3)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(4)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(5)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(6)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(7)
・「グラミー「年間最優秀楽曲賞」にまつわる14の事実」(8)
No song success for Jackson
ジャクソンには成功なしFew ’80s artists apart from Madonna and Prince could hold a candle to Michael Jackson, but despite his chart-topping domination, neither he nor his songwriting partners had even a sniff of songwriting success during the 80s
マドンナとプリンスの他に、80年代のアーティストでマイケル・ジャクソンと肩を並べる存在は少ないが、そのヒットチャートの独占振りにもかかわらず、マイケルも彼の共同制作者も、80年代に作曲分野では成功の欠片もなかった、
hold a candle to~「~に匹敵する・肩を並べる、~と比較できる、~と同様のことをする」。
- apart from Jackson’s part in the Ethiopia famine charity single We Are The World, with Jackson co-credited alongside Lionel Richie.
ライオネル・リッチーと共同名義のエチオピア飢饉のチャリティー・シングル「We Are The World」を除いては。
famine「食糧不足、飢饉、(物資の)大払底、欠乏、品不足」。
There was more to be thankful for in the Record Of The Year category at least:
少なくとも最優秀レコード賞の方にはもっと有難みがあったろう、
be thankful for~「~に感謝する、有り難がる、多とする」。
Beat It won the category for 1983, and Thriller also won Album Of The Year.
「Beat It」は1983年に同部門を受賞し、「スリラー」も最優秀アルバム賞を受賞している。
この「Beat It」は「この場から失せろ、逃げろ」という意味なんですよね。
歌の内容としては、ギャングみたいに悪ぶるのは止めて、(抗争が起きそうな)この場から失せろ、暴力なんかに憧れるな、という曲で、きっと当時の若者たちに向けたマイケルのメッセージだったんでしょう。
前にアメリカ人の友人たちとカラオケに行ったとき、誰かが選曲したこの曲で流れたビデオを見て、友人の一人が一言「これはきっと、Beat Itを“叩け、殴れ”と思って作ったのかな」と。
その時私も内心、エッ!違うの?と思いましたよもちろん(笑)。
その時の映像は確か、二人の若い男性がボクシングで激しく殴り合う姿が延々繰り返されるというもの。
でもまあ日本人がパッと Beat It と聞いたら、そう思うのも無理はないですよね。
Beat It を聞くと、いつもそのカラオケでの情景を思い出します(笑)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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