先日から「India’s ‘all is well’ approach to life -「インド式‘すべてうまくいく’人生との向き合い方」を読んでいます。

ゴアとポルトガルの今も続く密接な関係。


・「インド式‘すべてうまくいく’人生との向き合い方」(1)
・「インド式‘すべてうまくいく’人生との向き合い方」(2)
・「インド式‘すべてうまくいく’人生との向き合い方」(3)
・「インド式‘すべてうまくいく’人生との向き合い方」(4)
・「インド式‘すべてうまくいく’人生との向き合い方」(5)

Travellers will find the cuisine a delicate mix of Portuguese dishes married with coastal ingredients like coconut and pepper;
ここを旅する人はココナッツやコショウなどの沿岸の食材と、ポルトガル料理の繊細な組み合わせに気づくだろう、

even the ubiquitous spongy bread pao is a Portuguese import.
どこでも見かけるふっくらしたパン、パオもポルトガルからの来たものだ。


spongy「海綿状の、小穴の多い、ぶくぶくした、吸収性の」。

If you walk around the Fontainhas area in Panaji, called Goa’s Latin Quarter, you’ll see classic Portuguese architecture, from churches to mansions.
ゴアのカルチェラタンとも呼ばれる、パナジのフォンテンハス地区を歩けば、教会から大邸宅まで、古典的なポルトガルの建築物を見ることが出来る。

In fact, a few Goans have started restoration of old Portuguese mansions, keeping the traditional art and architecture intact;
実際、伝統的な芸術と建築をそのまま維持するため、少数のゴア人たちが古いポルトガルの邸宅の修復を始めており、


intact「手をつけてなくて、損なわれていなくて、そっくりそのままで、完全で」。

the Palacio do Deao in Quepem and Figueiredo House in Loutolim are now open to visitors.
ケペムのPalacio do DeaoとルートリムのFigueiredo Houseが、見学者に開かれている。

Vaidya explained that a mutual affinity between Goa and Portugal exists to this day.
Vaidya氏は、ゴアとポルトガルは今日まで互いに密接な関係にあると言う。


affinity「(共通の起源等からなる)密接な関係、類似性、姻戚関係、好み、相性、親近感、親和力」。

“Unlike the British who exploited Indian resources, the Portuguese did not consider Goa just a colony to make money from;
「インドの資源を利用したイギリス人とは違い、ポルトガル人はゴアを単なる金儲けのための植民地ではなく


exploit「(利益・営利目的で)最大限利用する、不当に使う、つけこむ、(人を)食い物にする、搾取する、(資源・市場などを)開発・開拓する、(販売を)促進する」。

it was actually considered a part of Portugal.
むしろポルトガルの一部と見なしていました。

Therefore, the Goans also thought them to be their own people, rather than outsiders,” he said.
したがってゴア人もまた彼らを部外者ではなく、自分たちの一部と見なしたのです」とVaidya氏。



自分がとった態度をそのまま相手から返される、鏡の法則を思い出す話でした。

イギリスは搾取するために来たけど、ポルトガルはそうではなかったから、ゴア人も彼らをそのように遇したと。

それにしてもイギリスったら強欲(汗)・・・しかしインドの人から見た彼らの姿をきちんと載せているのは一応まあ・・・。

どんな立場の人であっても、その人がどんな境遇でも尊重して付き合うことが、良好な関係を築く第一歩だな~と、改めて思います。


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