昨日から「Pulp’s Different Class: The album that defined an era -「パルプ“Different Class”時代を示したこの一枚」を読んでいます。

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・「パルプ “ディファレント・クラス” 時代を示したこの一枚」(1)

Sign of the times

時代を表すもの

The best, though, was still to come.
だが最高のものは、まだ訪れていなかった。

Pulp had no interest in the Britpop tag (“It still makes me shudder a bit today,” drummer Nick Banks tells BBC Culture)
パルプはブリット・ポップに分類される事に興味はなかった(「今でも少しぞっとする」とドラマーのニック・バンクスはBBCカルチャーに語っている)


shudder「(恐怖・寒さ等で)身震いする、(嫌で)ぞっとする、(激しく)振動する」。

- yet 25 years on, its Different Class not only feels like the most enduring snapshot of a mid-90s Britain on the cusp of a New (Labour) era, coming down from the acid-house boom and looking ahead to the millennium – but, with its tales of illegal raves, class divisions and uncertain futures
それでも25年経ち、Different Class は、アシッドハウスブームから来てミレニアムへと向かう、新しい(労働者の)時代の先端だった90年代半ばの英国を最もよく捉えたスナップショットのように感じるだけでなく


look ahead to「(将来を)見据える」。

cusp「とがった先、先端」。

- but, with its tales of illegal raves, class divisions and uncertain futures – still feels the most relevant today.
違法レイヴ、社会の階級区分、不確実な未来の物語として、現代にも非常に通ずる作品だと感じる。

To a casual music fan, it might have felt like Pulp appeared out of nowhere in 1995
カジュアルな音楽ファンには、1995年にパルプがどこからともなく登場したように感じるかもしれない

- when within the space of weeks their single Common People hit number two in the charts,
数週間で彼らのシングル「コモンピープル」がチャートで2位になり、

they played a triumphant Glastonbury headline set and frontman Jarvis Cocker became an unlikely tabloid fixture.
意気揚々とグラストンベリーで主役を務め、フロントマンのジャーヴィス・コッカーはらしくないタブロイドの常連となったから。


triumphant「勝利を得た、成功した、勝ち誇った、得意の、意気揚々とした」。

fixture「(家や家具等の)固定物、作り付けの備品・付属品、居座る人、常連」。

It had actually been almost two decades in the making.
実際はほぼ20年がかりだったのだ。



ジャーヴィスがタブロイドにどんなネタを提供したのか知りませんが(笑)大概下世話っぽいので、当時は大変だったでしょうね。

この頃台頭してきたバンドの中でも、ブラーは結構恵まれた家庭の子息が多かったような?

一方パルプとかオアシスは労働者階級から音楽で這い上がってきた組で、音楽的な争いだけでなく、境遇的なところからもバチバチだったんでしょうね。

オアシスは確かマルーン5(中流以上のお坊ちゃん多し)にも噛みついていました。

当時はあんまり背景を考えずに聴いていましたが、改めて歌詞をしっかり読むと、これは労働者階級の叫びが詰まっている一枚で、オシャレバンドみたいな扱いで聴いていたのがちょっと恥ずかしいような気もします。

まあ名曲ぞろいのアルバムなので、これからも歌詞を味わいつつ聴き続けたいです。


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