先日から「The Pursuit of Love: Britain’s most scandalous family -「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」を読んでいます。

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写真は左からユニティ、ダイアナ、ナンシー


・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(1)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(2)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(3)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(4)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(5)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(6)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(7)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(8)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(9)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(10)

At It Again, The Mad, Mad Mitfords, rang out one newspaper headline in 1938.
1938年、「また始まった、狂いに狂ったミットフォード」と、ある新聞の見出しが躍った。


at it「(せっせと)仕事に励む、忙しくしている、(良くない事を)まだやってる、よくやるよ」。

They were at it then and they’re at it still, and the circus shows no signs of slowing,
当時も今もこのサーカスは衰えることを知らず、

with the new TV adaptation of The Pursuit of Love, the recent publication of a second collective biography of the sisters, and even a series of crime novels starring the sisters from English novelist Jessica Fellowes
「愛の追跡」の新たなテレビ放映、姉妹の2冊目の伝記の出版、さらにはイギリス人小説家のジェシカ・フェローズがミットフォード姉妹を主人公にした犯罪小説シリーズを発表するなど、様々な動きがある。

(“absolute blissikins” – The Guardian).
(「絶対的至福」ガーディアン紙)。


bliss「無上の喜び、至福」。

blissikin は、恐らくbliss をもじった造語??何かが素晴らしい時に使う言葉っぽいんですが、ズバリの意味は分かりませんでした。

なので bliss そのまま「至福」と解釈しました。

But then, if you’ve read this far, you already understand that.
しかしここまで読んでくれたあなたなら、もう分かっているだろう。

The Mitford sisters, with the possible exception of Jessica, would have hated you and me, of course, so to laugh at them feels like punching up.
ミットフォード姉妹は、ジェシカは違うかもしれないが、もちろん我々を嫌っただろうから、彼女たちを笑う事でやり返したような気分になる。


punch up「殴り合い、けんか、(地位や特権を持つ人を)揶揄する」。

But whether we’re laughing with, laughing at or just taking in the show,
だが私たちが楽しもうが、笑い者にしようが、ただショーを見ようが、

the girls who never wanted to be bored achieved their aim, mainly by virtue of the fact that they were never, ever boring.
退屈を嫌った少女たちは、主として決して人を飽きさせない事によって、その目指すところを達成した。


by virtue of~「~の力で、~のせい・おかげで」。


- 完 -

庶民のことなど歯牙にもかけないであろう姉妹の事に、庶民はずっと興味を抱き、今も面白がっている。

それは退屈を嫌った彼女たちにとって、ある意味その願いを叶えた事にもなるのでは・・・という締めでした。

庶民からすれば、遥か彼方でドタバタやってる神々の戯れを覗き見ている、そんな感じなのかなと思いました。

自分から遠ければ遠いほど、ファンタジーを描きやすいものですよね(笑)。


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