先日から「How a magician-mathematician revealed a casino loophole -「マジシャン兼数学者が明かすカジノの抜け穴」を読んでいます。

マジシャン兼数学者が明かすカジノの抜け穴


・「マジシャン兼数学者が明かすカジノの抜け穴」(1)
・「マジシャン兼数学者が明かすカジノの抜け穴」(2)
・「マジシャン兼数学者が明かすカジノの抜け穴」(3)
・「マジシャン兼数学者が明かすカジノの抜け穴」(4)

Diaconis likes to demonstrate the perfect shuffle by taking a new deck of cards and writing the word “RANDOM” in thick black marker on one side.
ディアコニスは、新しいデックに側面に太い黒のマーカーで「ランダム」と書いて行うパーフェクトシャッフルの実演が好きだった。

As he performs his sleight of hand with the cards, the letters get mixed up, appearing now and then in ghostly form, like an imperfectly tuned image on an old TV set.
彼がカードを操るうちに文字が混ざり合い、それはまるでチューニングが合わない古いテレビのゴースト映像のように見えてくる。


sleight of hand「手先の早わざ、手品、奇術」。

Then, after he does the eighth and final shuffle, the word rematerialises on the side of the deck.
そして8回目のシャッフルを終えると、デックの側面に再びその文字が浮かび上がる。


rematerialise「急に現れる、突然起こる」。

The cards are in their exact original sequence, from the ace of spades to the ace of hearts.
カードはスペードのエースからハートのエースまで、正確に元の順番で並んでいる。

Back in Tannen’s Magic Emporium, Elmsley explained the subtle mathematics behind the trick.
タネン社のマジック・エンポリアムでは、エルムズレイがトリックの背後にある微妙な数学について説明していた。

Imagine that you number a new deck of cards from one to 52, where one is the card at the top of the deck and 52 is the card at the bottom.
新しいカードの山に1から52までの番号をつけるとして、1が一番上のカードで、52が一番下のカード。

As you perform the perfect shuffle, cards move to new positions in the deck.
パーフェクトシャッフルを行うと、カードがデッキの新しい位置に移動する。

For example, the card originally at position two will move to position three, while the card at position three will move to position five, and the card at position 27 will come back up to position two, and so on.
例えば元々2の位置にあったカードは3の位置に、3の位置にあったカードは5の位置に移動し、27の位置にあったカードは2の位置に戻ってくる、というように。

The perfect shuffle can be thought of as a whole series of cycles, like separate games of musical chairs.
パーフェクトシャッフルは、まるで別々の椅子取りゲームのような一連のサイクルとも考えられる。

The number of shuffles required to return the cards to their correct order is the least common multiple of the lengths of all the cycles:
カードを正しい順序に戻すのに必要なシャッフルの回数は、すべてのサイクルの長さの最小公倍数であり、


least common multiple「最小公倍数」。

greatest common divisor「最大公約数」。

in this case eight shuffles (eight is the smallest multiple of one, two, and eight).
この場合、8回のシャッフルになる(8は1、2、8の最小倍数)。



うーん、ちょっと後半は難しい(数学苦手・笑)ですが、要は正しい順序でトランプカードを切っていくと、一旦バラバラになったカードの並びが、8回目でまたピッタリ戻ってくるということですね。

このカード手品が、カジノのシャッフルマシンの開発にも活かされてくるんでしょうか??


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