先日から「The Wagyu Olympics: The quest for the world’s best beef -「和牛オリンピック:世界一の牛肉を求めて」を読んでいます。

和牛オリンピック:世界一の牛肉を求めて


・「和牛オリンピック:世界一の牛肉を求めて」(1)
・「和牛オリンピック:世界一の牛肉を求めて」(2)

In Japan, craftspeople and practitioners of all stripes are known for their relentless pursuit of perfection in whichever field they trade in.
日本では、職人や専門家というのは、どんな分野においても完璧を追求するものとされている。

You can see this in everything from rice cultivation to the elaborate artistry of Raku tea bowls to sushi masters like the protagonist of the acclaimed film Jiro Dreams of Sushi.
米作りから楽茶碗の精巧な細工、そして映画「二郎は鮨の夢を見る」の主人公のような鮨職人まで、あらゆるものにそれが見られる。

It’s this pursuit of excellence that also drives Wagyu beef farmers to breed the ultimate cow and the Olympics is their opportunity to share their life’s work.
和牛農家が究極の牛を育てる原動力もこの追求から来ており、和牛オリンピックは彼らのライフワークを披露する場でもある。

But let’s back up.
だが話を戻そう。

Technically speaking, “Wagyu” simply means Japanese cow.
「和牛」とは、専門的には単に日本の牛を意味する。

They are cows that are selectively bred for their ability to produce intramuscular fat, which gives the beef its signature marbling.
この牛は、肉の特徴である霜降りの元となる筋肉内脂肪を生成する能力を持つよう、選択的に繁殖された牛である。

If you see a steak with white lines streaming throughout (as opposed to fatty blobs around the edges), you’re seeing the marbling first-hand.
ステーキの端に脂肪の塊があるのではなく、全体に白い線が流れているのが見えたら、それが霜降りだ。


first-hand「直接の」。


オーストラリアやアメリカの牛肉は、確かにもっと赤みが強くて、端にぐるりと脂肪がついています。

赤みの中に細かな脂肪を含む和牛、あれはエサとか育て方なのかと思っていたんですが、繁殖段階から計画されて生まれるものなんですね。

そりゃあ高価になるはずだ・・・美味しいんですけどね~。


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