昨日から「The Floating Mountain: Japan’s most remote ski destination -「日本で最も遠いスキー場」を読んでいます。
・「浮かぶ山:日本で最も遠いスキー場」(1)
“The true beauty of Rishiri is that it isn’t perfectly tepee-shaped like Mount Fuji.
「利尻の真の美しさは、富士山のような完全な円錐形をしていないことです。
tepee「(北米インディアンの円錐形の)テント小屋、ティピー」。
The wind can’t just wrap around it,” he explained.
山に風が巻きつかないんです」と彼は説明した。
“It is really many mountains wrapped into one and, if you know where to look, you can always find shelter and, of course, some of the best powder in the world.”
「たくさんの山々がひとつにまとまっており、山を知っていれば避難所も見つけやすく、そしてもちろん世界でも最高のパウダースノーがあります。」
Getting here isn’t easy.
ここに来るのは簡単ではない。
When I visited in early March, the short 20km ferry crossing from Wakkanai, Japan’s northernmost city, was delayed for 24 hours due to stormy weather.
私が3月上旬に訪れた際は、日本最北の都市・稚内から約20kmの短区間フェリーが荒天のため24時間遅れた。
Even when I was allowed to make the crossing together with a handful of eager passengers,
例え数えるほどの熱心な乗客と一緒に渡ることができたとしても
the eerily empty ferry, designed to carry more than 500 people, lurched for two long hours on the residual swell.
定員500人の不気味なほど空っぽのフェリーが、絶え間なく2時間も揺れ続ける。
eerily「不自然で不気味な方法で」。
residual「残りの、残余の、剰余の、説明のつかない、除去できない」。
Not until the boat had finally found shelter behind Rishiri’s jagged silhouette did I muster the courage to venture out onto the ice-encrusted deck, binoculars in hand, to get my first proper look at the island and its standalone mountain.
ボートが利尻のギザギザしたシルエットの後ろに隠れてから、私は勇気を出して双眼鏡を片手に氷に覆われたデッキに出て、島とその山を初めてまともに眺めた。
muster one’s courage「勇猛心を奮う、勇気を出す、度胸を据える」。
利尻「山」と言っていますが、写真を見ると、島全体が小さな山の連なりであり、それがぽっかり海に浮かんでいるという感じで「山」であり「島」なんですね。
いや~、揺れ続けるフェリーで2時間・・・これだけでギブアップする人も少なくないような・・・(私もです・笑)。
香港からマカオに渡る高速フェリーが確か45分くらいだったと思うんですが、あれでもウップ・・・となりかけた身としては、相当の覚悟がないと乗れません。
脳を揺らさなければ酔わないとかいう話だったので、高速フェリーの中で膝で揺れを吸収して(頭を揺らさないよう)頑張ったつもりなんですが、それでも危なかったです(笑)。
いや、そのおかげでギリギリ耐えられたのか・・・?
分かりませんが、確かにたどり着くのは簡単ではなさそうですね(汗)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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