先日から「The untold history of black bourbon -「知られざるブラック・バーボンの歴史」を読んでいます。

知られざるブラック・バーボンの歴史


・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(1)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(2)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(3)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(4)

Doubt came from black people, too.
疑心暗鬼は、黒人の人々からも出てきた。

After winning awards for his winemaking in France, Walker returned to the US to build Saint Cloud, driving an Uber simultaneously to raise capital for the company.
フランスでのワインづくりで賞を獲得したウォーカー氏は、アメリカに戻りセイント・クラウドを立ち上げると同時に、Uberの運転手をして会社の資本を調達した。

He’d talk about Saint Cloud with black passengers, and the response was often, “They let a black man make bourbon?”
彼が黒人の乗客にセイント・クラウドの話をすると「黒人にバーボンを作らせてもらえるのか?」という反応が返ってくることがよくあった。

“Well, why not?” he would reply.
彼は「まあ、構わないだろ?」と答えるのだ。

But there have also been unexpected surprises.
だが予想外の驚きもあった。

“I thought it’d be very difficult to break into the Kentucky market,” Walker said, given his race and the traditionalism attached to bourbon.
「ケンタッキー州の市場に参入するのは非常に難しいと思っていました」と、彼は人種やバーボンに付随する伝統主義を考慮した上で、そう語った。

However, Kentucky was the first state to pick up his whiskey for distribution.
ところが彼のウイスキーを最初に手に取り流通させたのは、ケンタッキー州だったのだ。

Sometimes Walker receives messages on social media like,
時々、彼のもとにはSNSでこんなメッセージが届く、

“Hey, I just bought your seven-year, brother”,
「おい、お前のとこの7年物を買ったぞ、兄弟」

which refers to Saint Cloud’s seven-year-aged bourbon.
それはセイント・クラウドの7年熟成バーボンのことだ。

Curious to know his customer, he clicks on their Instagram page and can tell that their politics and values do not align with his.
そうした顧客のことを知りたいと思い、彼らのインスタグラムを覗くと、彼らの政治観や価値観は自分と一致しないことが分かる。

“I love the fact that I look like me but have supporters like that.”
「見た目は私と同じなのに、そうしたサポーターがいるなんで最高です。」

“I want my work to be appreciated first.
「まずは自分の仕事が評価されたいです。

I also want people to be cognizant that I’m different,” said Walker.
そして私が他の人と違うということを認識されたい」とウォーカー氏。

“This is a chance that a lot of people who look like me didn’t get 50 or 60 years ago.”
「そういう機会は、50~60年前の私のような人々が得られなかったものです。」



つまり「○○人は○○」という、ステレオタイプで判断されるのではなく、自分たちにも個性や独自の考え方があり、それに基づく暮らしを好きに選べる時代になった、その事をもっと強く実感したい、という感じなのかなと思いました。

ウォーカー氏の感じる喜びが、とても深いところから来ている点が印象に残りました。


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