BBCを英語で読む「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき？」（13）

先日から「Should New Zealand cats be kept indoors? -「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき？」を読んでいます。

Even just keeping cats in overnight – despite their caterwauling to be let out – can make a difference, says Sumner.
外に出せと騒ぐ猫を一晩中閉じ込めておくだけでもかなり違う、とサムナー氏。

caterwaul「（猫・人が）ギャーギャー鳴く・騒ぐ・わめく、激しくいがみ合う」。

“We know other cat owners do this: dusk means it’s time to eat and you’re coming inside for the night.
「夕暮れ時は食事の時間で夜は家の中に入る、というのは、他の飼い主さんもやっていることだと思います。

We think that’s a positive step forward.
私たちは、それが前向きな一歩だと思います。

But we think we need to go beyond that as well.”
ですがその先も必要だと考えています。」

Indoor cats are also much less likely to incur expensive vet bills from fights with other cats or being hit by cars.
また室内飼いの猫は、他の猫との喧嘩や交通事故などによる、高額な医療費がかかることも少ない。

There are other recommendations, too:
他にもおすすめの方法がある、

feed cats a protein-heavy diet and play with them regularly to stop them getting bored as cats sometimes hunt for stimulation as well as food.
猫が退屈しないよう、タンパク質を多く含む食事を与え、定期的に遊んであげること、でないと猫は餌のためだけでなく、刺激を求めて狩りをすることがある。

A national cat act is still a long way off
国家猫法はまだまだ先の話、

- a petition is currently being heard by a select committee in New Zealand’s parliament – but there is growing consensus among conservation and animal welfare groups who a decade ago might have been at opposite ends of the debate.
現在、ニュージーランド国会の特別委員会で請願が審議されているが、10年前には対立していた自然保護団体と動物愛護団体の間で、意見は一致しつつある。

“Ten years ago, the discussion was very polarising,” says Geary.
「10年前は、この議論は非常に偏ったものでした」とギアリー氏。

polarise「偏光させる、分極させる、対立で二分極化した、意見・論調が分かれる」。


飼い猫を外に出すことが習慣化していると、外に出られないことに不満を抱くけれども、そもそも外に出ない暮らしを送っている猫ならば、出たいとも思わなくなる。

外に出すことによるケガや病気、事故のリスクも低くなるので、結果的に猫自身と飼い主の負担も減るという点は、確かにあるかなと思います。

猫の幸せをどう考えるかにもよるので、一概に良い悪いは言えない話ですね。

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