先日から「How King Charles’ diamonds reveal Earth’s deep secrets -「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」を読んでいます。
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(1)
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(2)
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(3)
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(4)
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(5)
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(6)
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(7)
And while these endeavours have led to much destruction, from wars and colonisation to the rerouting of rivers and upending of rare habitats,
そして戦争や植民地化、河川の迂回、希少種の生息地を荒らすなど、これらの試みは多くの破壊をもたらしたが
upend「逆さに立てる、~をひっくり返す、倒す」。
if it weren’t for our enthusiasm for these sparkling lumps of carbon,
もし人間がこの輝く炭素の塊に熱中しなければ、そんなことは起こらなかったかもしれない、
“we would have no idea about this story [of their unusual properties], because we would never get to recover them and study them”, says Smith.
「過去を復元して研究することは出来ませんから、ダイヤという珍しい物にまつわるこうした話は、解き明かせないでしょう」とスミス。
Even the most ordinary diamonds are unique among rocks, forming far deeper than any others
ごく普通のダイヤモンドも岩石の中ではユニークな存在で、他のどんな物質よりもはるかに深いところで形成されており
- there is nothing else at the Earth’s surface that has emerged from further down into our planet.
この地表には、これ以上奥深くから現れるものはない。
“There are no other materials at the surface coming from a depth of 600km [373 miles], absolutely not,” says Kopylova.
「この地表に600kmの深さから来る他の物質など、絶対にありません」とコピロワ氏。
Magma that reaches us comes from around 400km [249 miles] down, but unlike diamonds, which reach the surface unchanged, this is melted rock.
私たちのもとまで届くマグマは約400km下からやって来るが、ダイヤモンドがそのまま地表に届くのとは異なり、それは岩石が溶けたものだ。
“And that adds another degree of uncertainty of what was the original material before it was affected by melting,” adds Kopylova.
「そして融解の影響を受ける前の元の物質が何であったのか、一段階、不確かさが増すわけです」と彼女は付け加える。
600kmの地下からそこに居た時と全く変わらない姿で地表で出てくる物質は、ダイヤモンドしかないという話。
そう聞くと内包物があるダイヤは、宝石としての鑑定では価値が下がるとされますが、貴重なものかもしれませんね。
そういうダイヤにこそ、もしかしたら世界がアッと驚くような未知の物質が含まれているかも・・・やっぱり天然のダイヤにはロマンを感じます(笑)
。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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