先日から「What dining in the dark does to your tastebuds -「暗闇での食事が味覚に与える影響」を読んでいます。

暗闇での食事が味覚に与える影響


・「暗闇での食事が味覚に与える影響」(1)
・「暗闇での食事が味覚に与える影響」(2)

The first bite makes it clear just how strange an experience this will be, at least for me.
最初の一口で、これがいかに奇妙な体験であるか、少なくとも私にとっては明らかになった。

The waiter’s voice tells us that before us is a spoon with an amuse-bouche.
ウェイターの声で、目の前にはアミューズブーシュの入ったスプーンがあることを知らされる。

I grope until I find the cold metal thing, then bring it to my lips.
私は冷たい金属製の物を見つけるまで手探りし、それを唇に近づける。


grope「手探りする、手探りで捜す、(心の中で)探る、暗中模索する」。

I am conscious of many small knobs and plumes, as if I am eating a mossy log sprouted with mushrooms.
まるでキノコが芽生えた苔むした原木を食べているような、小さなモシャモシャツブツブがたくさんあることが意識される。


knob「(ドア・引き出しなどの)握り、取っ手、ノブ、(旗ざおなどの)球、球飾り、擬宝珠(ぎぼし)、(電気器具の)つまみ、(木の幹などの)こぶ、ふしこぶ、(孤立した)丸い丘」。

plume「(特に長くて目立つ)羽毛、羽飾り、柱、(マントル)プリューム」。

I cannot put a name to it.
名前は分からない。

In my mind’s eye, the thing’s black shape is outlined with white, a stand-in for visual information.
私の頭の中では、その物の黒い形が白で縁取られていて、視覚情報の代わりになっている。

My sister says there might be some apple; there is perhaps some cabbage.
妹はリンゴかキャベツかもしれない、と言った。

But without an image to peg my impressions on, the moment after I swallow, I can recall almost nothing about the mouthful.
しかし飲み込んだ直後は、印象の拠り所となる画像無しでは、それが何かはほとんど分からない。

A long line of psychologists have studied the effects of sight on memory.
視覚が記憶に与える影響については、長い間、心理学者たちが研究してきた。

People asked to recall what they’ve heard – from recordings of busy pool halls to dogs barking – have a harder time than if asked to recall what they’ve seen.
プールサイドの賑やかな声や犬の鳴き声など、聞いたことを思い出すのは、見たことを思い出すのに比べて難しいと言われている。

Memories tested on the same day they are formed are much clearer if the information is visual, another study found;
記憶が形成されたその日にテストされた記憶は、視覚的な情報であれば、より鮮明であることが別の研究で明らかになっており、

auditory information is recalled more coarsely, without as much specificity.
聴覚情報はより粗く、よりぼんやりと思い出される。


coarsely「粗雑に、粗野に、下品に」。

Awash in a sea of blackness and texture, I am aware of how very much my eyes keep records.
漆黒と質感の海に身を置くと、自分の目がいかに記録を残しているかがよく分かる。



鼻が詰まると味が分からない、とよく言います。

食べ物の味は舌が感知するにしても、視覚、そして嗅覚も人間の味覚に大きな影響を与えているのが分かります。

ということは、シェフやワインのソムリエなど味の見分け能力が高い人たちは、それらの器官がやっぱり優れているんでしょうね。

私は特に鼻がポンコツなので、羨ましいなと思います。


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