先日から「Why embracing change is the key to a good life -「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」を読んでいます。
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(1)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(2)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(3)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(4)
The only lasting truth
唯一不変の真実Is cool rationality the key to negotiate change, then?
では、冷静な合理性こそが変化と渡り合う鍵なのだろうか?
“The goal is to lead a good, happy life,” says Sellars,
「目標は、幸せな良き人生を送ることです」とセラーズ、
“and to get into the right place to experience genuine joy, not a flat emotion.”
「そして平坦な感情ではなく、本物の喜びを経験出来る正しい場所に入ること。」
The Stoics advise appreciating things now but also understanding that they are not forever.
ストア学派は、今あるものに感謝すると同時に、それが永遠ではないことも理解するよう勧めている。
“Don’t be afraid of uncertainty.”
「不確実性を恐れてはいけません。」
In this sense, says Sellars, Stoicism has broad parallels with Buddhism.
この意味で、ストア派は仏教と類似しているとセラーズは言う。
“Things are changing, live in the present moment, don’t have strong attachments to external things.”
「物事は変化する、今この瞬間を生きる、外的なものに強い執着を持たない。」
This may sound a little unfeeling, cold even – but it’s not, insists Sellars.
これは少し無感情で、冷たくさえ聞こえるかもしれないが、そうではないとセラーズは主張する。
“Because like Buddhism, Stoicism also advises to feel compassion for all sentient creatures, and to have natural affinities, and not to be unfeeling or emotionless.”
「ストイシズムもまた、仏教と同様に、すべての衆生を慈しみ、自然な親和性を持つことを勧めているのであって、無感情や無感動であってはなりません。」
affinity「(共通の起源などからくる)密接な関係、類似性、姻戚関係、好み、相性、親近感、親和力」。
In her speculative, sci-fi novel Parable of the Sower (1993),
オクタヴィア・E・バトラーは、彼女のSF小説「種蒔く人の物語」(1993年)の中で
Octavia E Butler presents a protagonist, Lauren, who founds a religion she calls Earthseed, and who has visions of change as the animating force of the cosmos.
アースシードと呼ぶ宗教を創設し、宇宙を動かす力としての変化のビジョンを持つ主人公ローレンを登場させる。
protagonist「(演劇の)主役、(物語などの)主人公、主唱者、指導者」。
Lauren notes down her visions as epigrammatic statements:
ローレンは自分のヴィジョンをエピグラムとして書き留めており、
epigram「警句、エピグラム、(警句的な)風刺詩」。
“All that you touch you Change.
「触れるものすべてを、あなたは変える。
All that you Change changes you.
変えるものすべてが、あなたを変える。
The only lasting truth is Change.
唯一不変の真実は変化。
God is Change.”
神とは変化である。」
She also makes the same connection between life, change and nature as Heraclitus did in his ‘life is flux’ theory.
彼女はまたヘラクレイトスが「人生とは流転」理論を唱えたのと同じように、生命と変化と自然を結びつけている。
Butler writes: “Seed to tree, tree to forest; Rain to river, river to sea; Grubs to bees, bees to swarm.
バトラーはこう記している「種から木へ、木から森へ、雨から川へ、川から海へ、蛆から蜂へ、蜂から群れへ。
From one, many; from many, one;
一から多へ、多から一へ
Forever uniting, growing, dissolving— forever Changing.
永遠に結束し、成長し、消滅し、永遠に変化し続ける。
The universe is God’s self-portrait.”
宇宙とは神の自画像である。」
オクタヴィア・E・バトラーという人を全く知りませんでしたが、彼女の記した言葉は心に強く残りました。
「宇宙とは神の自画像」、これはあらゆる人種や宗教を超えて、人々が神という存在に漠然と抱いているイメージをよく表しているように感じました。
今回の記事の最初の方に「変化を恐れないこと」というストア派の話がありましたが、変化が神であるなら、確かにそれを恐れる必要はないのだろうと個人的には納得出来ました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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