ブレイキング・バッド シーズン5 第15話より:

stand to reason
理にかなう、道理にかなう、当然である


ソウルの手配により、別人として身を隠したウォルターは
雪深い山奥の小屋に軟禁される。

世間のほとぼりが冷めるまでの数ヶ月、彼はここで身を潜めて暮らし
その間は一切の外部との接触を禁じられ
月に一度、世話役の老人が食糧や娯楽用品、新聞などを配達にやってくると言う。

仕事の電話をかけたいというウォルターに
世話役の老人が潜伏期間中のルールを諭すというシーンからです。

Where’s the phone?
電話はどこだ?(ウォルター)

No phone.
電話は無い。(世話役)

Up here, ice storms equal service calls, equal you in cuffs.
ここじゃ電話は命取りさ、そっからあんたはパクられることになる。(世話役)

Internet?
ネットは?(ウォルター)

Same deal. Also satellite, cable TV, drop phone, car.
同じ事だ。衛星テレビもケーブルテレビも電話も車もな。(世話役)

You want news, I’ll bring the Albuquerque papers.
ニュースを知りたいなら、アルバカーキの新聞を持って来てやる。(世話役)

(中略)

Your face is all over TV.
あんたの顔はどこのテレビにも出てる。(世話役)

You are the hottest client I have ever had, by far.
今までの客の中でも旬の顔だぜ、ダントツで。(世話役)

It stands to reason you’ve got to keep out of sight.
あんたが身を潜めなきゃならんのは当然だろう。(世話役)


ice storms equal service calls (吹雪と電話はイコール)、
equal you in cuffs(イコールあんたに手錠がかかる)、ということで
「電話は命取り」という解釈です。

by far 「ダントツで、はるかに、とびきり」。

そして stand to reason は「理にかなう、道理にかなう、当然である」。

今やアメリカ中にウォルターの顔が知れたのだから
ここでじっとしているのが当たり前、というわけで
色々と気になる事はあるものの、今は動きようのない状態です。



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