ゴシップガール シーズン2 第9話より:

happy as a clam
とても幸せ、この上なく満足する


セリーナはブレアを伴ってリズ夫人の元を訪ねる。

リズはブレアの志望校であるイェールに強いコネを持つため
セリーナはリズにブレアを紹介し、力を貸してもらおうと考えたのだ。

しかしリズは忙しく、これから一晩中出かけるのだという。

そこでセリーナはどうにかブレアをリズに印象付けるため、
今夜はブレアが彼女の娘・エマの面倒を見ると思わず言ってしまう。

Oh, no. She’s gonna be here by herself all night?
そんな。娘さんは今夜おひとりで過ごすんですか?(セリーナ)

Oh, Emma doesn’t mind.
エマなら大丈夫よ。(リズ)

As long as she has her Harry Potter book and a bowl of ice cream,
ハリーポッターの本とアイスクリームさえあれば、(リズ)

she’s happy as a clam.
娘はとても幸せなの。(リズ)

Uh, no, Blair will take her to a movie.
でしたら、ブレアが娘さんを映画にお連れします。(セリーナ)


as long as~ 「~の限り」。

ここではリズが、娘のエマは“ハリーポッターの本”と“アイスクリーム”があれば、
と言っているように、as long as~ は「(○○という条件)の限り」という意味になります。

これと似たもので as far as~「~の限り」というのもありますが、
こちらは as far as I know(私の知る限り)などというように
「(○○の範囲)の限り」という意味で使われます。

そして happy as a clam は「とても幸せ、この上なく満足する」。

直訳すると「二枚貝のごとく幸せ」ということで、これは一説によれば、
二枚貝が殻を開いてエサを食べている様子が、
満面の笑みのように見えるところから来た表現と言われています。

ママ曰く、エマはハリポタの本とアイスさえあればニコニコ幸せ、という事のようですが
両親が出払ったのち、ブレアは本当のエマに振り回されてしまいます。



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