モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン3 第10話より:

keep one’s head down
自重する、(頭を下げて)目立たなくする


楽団のチェリスト・シンシアはある夜、かつての愛人トーマスをバーに呼び
長患いを続けていた手首の手術に踏み切ることを告げる。

手術が成功すればまたキャリアを続行できるが
もし失敗すれば、彼女のチェリストとしての道は閉じられる。

トーマスが必ずうまくいくと彼女を励ますと
シンシアはもし若い頃の自分がもう一つの道、オーケストラの団員ではなく
ソリストへの道を選んでいたらどうなっていたかと彼に問う。

You could have had a wonderful career.
素晴らしいキャリアを歩めたと思うよ。(トーマス)

How good? How good could I have been?
どのくらい? 私どこまで行けたかしら?(シンシア)

Well, not Yo-Yo Ma good.
そうだな、ヨーヨー・マとは言わない。(トーマス)

But I’d say Andrew Walsh good. Yes, definitely.
だが、アンドリュー・ウォルシュくらいは行けただろう。(トーマス)

You could have been the female Andrew Walsh if you’d kept your head down and just gone for it.
本気で取り組んでいたら、女版ウォルシュになれたさ。(トーマス)

Honestly, I don’t know why you didn’t.
正直、なぜそうしなかったのか分からない。(トーマス)

(中略)

With your looks, you could have had a recording contract any day of the week.
加えて君の容姿なら、レコード契約の話が来てもおかしくなかったろうに。(トーマス)


How good? 「どのくらい?」という質問に対して
not Yo-Yo Ma good(ヨーヨー・マほど良くはない)、
Andrew Walsh good(ウォルシュくらい良い)と
どのくらい good かを有名チェリストの名前にかけて表現していますね。

これはうまくハマる人名や固有名詞があれば
結構簡単でニュアンスで相手に伝わりやすい、使える会話テクニックだと思います。

例えば車の運転技術なら、not Michael Schumacher good(シューマッハほどではない)とか、
(大抵の人がそうだけど・笑)
歌の上手さなら Ariana Grande good(アリアナ・グランデくらい良い)とか
(これもそうそういないけど・笑)良い例が見つかれば、気の利いた返しが出来そうです。

could have been~「~したかもしれない、~だった可能性がある」。

そして keep one’s head down は「自重する、(頭を下げて)目立たなくする」。

直訳すると「頭を低く保つ」、つまり(頭を上げて)浮わつかず、
集中して慎重に事に取り組む=「自重する」といった姿勢を表します。

go for it「(目標を見据えて)頑張る、がむしゃらに立ち向かう」。

if you’d kept your head down and just gone for it
(もし君が自重してがむしゃらに取り組んでいたら)=「本気で取り組んでいたら」。

any day of the week「いつでも、すぐにでも、どんな条件でも、どう考えてみても」。

シンシアほどの美女で才能もあれば、いつでもレコード契約が取れたはず、という話ですが
ということはクラシック音楽家がレコードを出すというのは
本当にハードルが高い難しいことなんでしょうね。

美人っていうのもなかなか、身の振り方が難しいのかもしれません。

まず誘惑が多いですから、一つの事に努力し続けるには精神力がいるし
ルックスのおかげでつかめるチャンスも危険も、人並み以上です。

学校でも有名な美人は意外と地元のヤンキーとすぐ結婚したり
地元企業の社長に狙われたり、要は広い世界に出る前に
身近な権力者にすぐロックオンされてしまうんでしょう
(それで幸せになる人もたくさんいますが)。

普通の女子より誘惑と危険がいっぱいなので、
本当に行きたい世界があったら、しっかり気を付けて
途中で不本意に捕まらないようにしないといけない。

何となくシンシアには、そういう美人ならではの面倒臭さがたくさんあった気がします。


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