ママと恋に落ちるまで シーズン8 第13話より:

room to grow
余裕、成長する余地、伸びしろ


バーニーとロビンは婚約して幸せ一杯、リリーとマーシャルも幸せ、
仲間内で一人寂しいテッドは、20歳の女の子とのデートにこぎつける。

自分より遥かに年下で、経済状況も感覚も異なる若い子となんて・・・と
皆はテッドをからかうが、当の本人は必死の様子。

それを見たバーニーとロビンは、自分たちは何て幸せなのかと
婚約指輪をサカナにノロケが始める。

God, I am so glad I am done chasing bimbos.
俺はもう女を追う必要がなくなって有難いよ。(バーニー)

Now that I’m engaged, that whole part of my life just seems sad and empty.
婚約した今振り返れば、惨めでむなしい日々だった。(バーニー)

(中略)

Anyway, speaking of engaged, check out what got back from being resized.
婚約と言えば、サイズ直しが終わったから見てよ。(ロビン)

Oh, my God! Look at the size of that rock!
すごい! 大きなダイヤ!(リリー)

Barney, you don’t start with the I-got-caught-cheating diamond.
バーニー、最初から“浮気のお詫び”サイズのダイヤじゃ大変よ。(リリー)

You give yourself room to grow.
将来のために余裕を見ておかなきゃ。(リリー)

It’s a family heirloom.
これは家族が受け継いできた物なんだ。(バーニー)


bimbo「頭はカラッポの美人、尻軽女」。

I am done~(~するのはもう終わり、~は卒業した)
I am done chasing bimbos(尻軽女を追いかけるのは卒業した)。

I am done~ で表す「終わり」は、もうその事はやり尽した、うんざりした、
飽き飽きした、だからもう終わりにする、という感覚で使われる事が多いです。

バーニーの場合は、尻軽女を追いかけるのはもう飽き飽き、やり尽したので
もう終わり、と言っています。

speaking of~「~と言えば」。

resize「サイズを変更する」。

check out what got back from being resized
(サイズ直しが終わって戻ってきたのを見て)。

rock は「岩、石」のほかに「ダイヤモンド」を指す事もあり
特に婚約指輪についているような、大きなサイズのダイヤは rock と呼ばれるようです。

海外の女性の婚約指輪のダイヤモンドは、本当に大きいサイズがありますよね。

日本だと0.3ctくらいが多いそうですが、
街で見かける普通の女性でも1ctくらいはありそうな、
でっかいダイヤを結構付けている人がいました。

ただ、それらを見かけたのは裕福なエリアだけではなかったので、
もしかしたらイミテーションもあったかもしれませんが(本物は金庫で保管?)
バーニーみたいに親族から受け継ぐような品は、素晴らしい物があるんでしょうね。

I-got-caught-cheating diamond(浮気がバレちゃったダイヤ)
=「“浮気のお詫び”に買わされるダイヤ」。

買ってもらえるのはいいけど、それを見るたび思い出しそうな・・・(笑)。

そして room to grow は直訳すると「成長のための空間」
そこから「余裕、成長する余地、伸びしろ」。

You give yourself room to grow(あなたは自分自身に余裕を持たせなさい)
=「余裕を見ておかなきゃ」。

最初から張り込んだ大きさのダイヤをあげてしまったら、
もし将来浮気がバレた時のお詫びはどうする気?と、いう感じでしょうか。

heirloom「家宝、代々伝わる財産」。

家宝の宝石をもらったら、そりゃあ本決まり、相手の本気度も伝わってきます。

確か英国王室のキャサリン妃(サファイア)も、
ハリー王子の婚約者メーガンさん(ダイヤ)も
ダイアナさんが使っていた宝石をリメイクした婚約指輪だったと思います。

先祖の魂が宿った宝石が彼らを見守ってくれる、
そんなおまじないのような意味もあるのかもしれませんね。


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