モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン4 第6話より:

make the cut
目的に達する、成功する、(競技、オーディションなどで)基準に達する


ヘイリーはオーボエ奏者から指揮者への本格的転向を目指し
日々レッスンを重ねている。

そんな中、彼女の師匠・トーマスから
東京で開かれる若手指揮者のコンテストへの参加を持ちかけられ
ロドリゴと共に日本へやって来る。

コンテスト初日の予選を無事通過し、
東京の街を散策する二人はロドリゴのすすめで音楽喫茶へ。

そこに他のコンテスト出場者がやってきて
ひとときを共に過ごすことに。

You’re gonna love this place.
きっと君もあの場所を気に入るよ。(ロドリゴ)

It’s incredible.
素晴らしいんだ。(ロドリゴ)

It’s only for listening to music, okay? No talking.
ただ音楽を聴くためだけの空間だからね。 私語はなし。(ロドリゴ)

(中略)

Hey, congrats on making the cut.
やあ、予選通過おめでとう。(コンテスト参加者)

Oh, thank you. Did you?
ありがとう。 あなたは?(コンテスト参加者)

We both did.
二人とも受かった。(コンテスト参加者)

Congratulations.
おめでとう。(ヘイリー)


incredible「驚くべき、非常な、信じられないほど素晴らしい」。

そして make the cut は「目的に達する、成功する、(競技、オーディションなどで)基準に達する」。

特に今回のストーリーのように、コンテスト・競技会など
段々と参加者や選手をふるい落としていく仕組みの中で
その基準を超えて合格する、審査をパスする、勝ち進む、という意味で使われます。

この東京でのエピソードにはコンテスト出場者役として藤谷文子さん、
彼女はスティーブン・セガールのお嬢さんですから
当然英語はネイティブとしても、
もう一人の出場者の役で加瀬亮さんが出ています。

彼は、総合商社双日の御曹司だそうですが
英語がかなり流ちょうで、英才教育でも受けたのかと思い調べてみたら
ウィキによると子供時代をアメリカで過ごされていたとか。

セリフを一生懸命話しているというより
話し慣れてる感じがよく伝わってきて、経歴を知って納得でした。

あと日本人富豪でNYフィルのスポンサー役でマシ・オカ氏。

実は私は口が小さめで、英語の発音ではもしかしてこれは不利な条件かな?
とちょっと思っていたんですが、マシ・オカ氏の控えめサイズの口元と
彼の完璧な発音を聞き、それは思い違いだと悟りました(笑)。

最近は映像作品でアジアの首都というと、上海とかシンガポールがよく出てくるので
東京が舞台になるのは久しぶりの気がします。


※「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」は Amazonプライ
ムで視聴出来ます。



怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話