モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン4 第10話より:

be thrust into the limelight
一躍脚光を浴びる


NY交響楽団が権利を獲得した、著名作曲家・ヘスビーの新作披露の晴れ舞台の日、
ロドリゴは自分ではなく、ヘイリーを指揮者に任命して楽団を去る。

突然の指名ながらも、立派に舞台を勤め上げたヘイリーは
翌日の新聞記事で絶賛されていた。

“Oboist Hailey Rutledge, a recent runner-up at the Fukumoto Conducting Competition,
「フクモト指揮者コンクールに出場したラトリッジは、(ルームメイト)

was thrust into the limelight as Maestro DeSousa was a last-second scratch.
デスーザ氏に代わり、脚光を浴びた。(ルームメイト)

While sometimes overmatched,
時に気圧されながらも、(ルームメイト)

Rutledge was particularly adept at dredging out the emotion from the sometimes over-intellectual symphonic enigma”.
時に堅苦しくなりがちな交響曲から、感情を巧みに拾い上げた。」(ルームメイト)

Adept. That’s good. Right?
巧み、か。それって褒めてるんだよね?(ヘイリー)

That’s very good.
絶賛してる。(ルームメイト)


runner-up「(コンテスト、競技会等で)2位の人、準優勝者」。

そして be thrust into the limelight は「一躍脚光を浴びる」。

thrust「ぐいと押す、突っ込む」、into the limelight「注目の的・立場」に
ということで、突然人々の注目にさらされる、人目を引く立場につく
=「一躍脚光を浴びる」。

last-second「土壇場で、間際になって」。

scratch「引っ掻く、こする、出場を取り消す」、
last-second scratch(間際での出演取り消し)。

overmatch「~に勝る、~を圧倒する」。

particularly「特に、とりわけ」。

adept at~「~に熟達して」。

dredge「(泥などを)すくいあげる、掘り起こす、水底をさらう」。

intellectual「知的な、理知的な、頭を使う」。

enigma「理解しがたい謎、不可解な物」。

sometimes over-intellectual symphonic enigma
(時に知的過ぎる交響曲の謎)。

最後の文章は、新聞記者でもやっぱりクラシックで小難しいと感じるのね、
というのが分かるセリフで親近感がわきました(笑)。

ストーリー自体はまだまだ続きそうな気配ですが
第4シーズンはこれで終わりです。

ロドリゴはNY交響楽団をクビになり、
ヘイリーが指揮者として頭角を表してきました。

エリザベスはイレーザーヘッド、いやイレースフェイスとやっぱりそういう関係に(笑)。

話しの続きはしばらくお預けになりそうです。


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