トゥルーブラッド シーズン2 第5話より:

not on purpose
わざとじゃない


スーキーたちが滞在中のホテルで、彼女は自分と同じく人の心を読める男性を見つける。

従業員としてそこで働く彼は、同類に会えて無邪気に喜ぶスーキーとは真逆に
自分の能力を忌まわしいものだと感じており
もしバレれば身の危険があるとおびえるのだった。

スーキーが彼のことをビルに話すと
ビルもまた能力のことを周囲に知られるのは危険だと顔を曇らせる。

さらに今回のエリックはいつになく慎重で
全ての行動に彼の了解が必要な事に不自由を感じていた。

I dreamed you were gone.
君が居なくなる夢を見たよ。(ビル)

You did? That’s funny, because I was.
そうなの? 奇遇ね、本当にちょっと出てたから。(スーキー)

(中略)

I met another telepath.
別のテレパシストに会ったのよ。(スーキー)

(中略)

You made him aware of your gift after everything I’ve said?
気を付けてと言ったのに、君の能力を漏らしたのか?(ビル)

Not on purpose.
わざとじゃない。(スーキー)

We were in each other’s heads before we knew it.
気づいたら互いの頭に入り込んでたの。(スーキー)

I thought you’d be happy for me.
喜んでくれるかと。(スーキー)

The more people know what you do, the harder it is for me to protect you.
君の能力が知られたら、危険が増すだけだ。(ビル)

(中略)

Here I am, responsible for you and Jessica and yet no decisions are mine.
俺はここでジェシカと君を守る責任があるのに、何の決定権もない。(ビル)

And it makes me feel…
それじゃあまるで・・・(ビル)

Like a human?
人間みたい?(スーキー)

Like a waitress.
ウェイトレスだ。(ビル)

You’re walking in my shoes, and it’s giving you blisters.
同じ立場ってわけね、手が荒れるわよ。(スーキー)


telepath「テレパシー能力者」。

make someone aware of~「(その人に)~を意識させる」。

gift「贈り物、天賦の才、恩恵、能力」。

You made him aware of your gift after everything I’ve said?
(俺があれだけ言ったのに、君は彼に自分の能力を意識させたのか?)。

そして not on purpose は「わざとじゃない」。

on purpose は「わざと、故意に」、not がついて「わざとじゃない」。

We were in each other’s heads before we knew it
(自分たちが知る前に互いの頭に入っていた)
=「気づいたら互いの頭に入り込んでた」。

The more people know what you do,
(君のする事を知る人が増えるほど)
the harder it is for me to protect you
(俺は君を守りづらくなる)=「君の能力が知られたら、危険が増す」。

in one’s shoes「~の立場になる、~の身になる」

blister「水ぶくれ、水疱、まめ、気泡」。

You’re walking in my shoes, and it’s giving you blisters
(あなたは私の立場になっている、それはあなたに手荒れをもたらす)。

blister で「手荒れ」という意味になるんですね。

エリックはいつになく今回のゴドリック捜索に入れ込んでいて、
基本的に執着がない彼にしては不思議なことだと、
ビルはその理由が気になっているようです。


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