トゥルーブラッド シーズン3 第4話より:

doormat
踏みつけられてもただ黙っている人、周囲にいいように扱われる人、やられっぱなしの人


アルシードと共にジャクソンに来たスーキーは
狼人間の集うバーにビルを誘拐した犯人を捜しに出かける。

だが捜索の最中、ビル本人からスーキーの携帯に連絡があり
もう別れたいと告げられてしまう。

スーキーは別れ話はビルの本心ではなく
何かトラブルに見舞われているせいだと感じ、捜索を続けたいと願うが
アルシードは彼女の考えに反対する。

Any time you wanna head back to Bon Temps.
いつでもボンタンへ送っていくぞ。(アルシード)

Since you’re not looking for that asshole anymore.
もう最低野郎を探す必要もなくなったんだろ。(アルシード)

Oh, I still plan on finding him.
まだ彼を探すわよ。(スーキー)

Okay, doormat.
へえ、自虐的だな。(アルシード)

I’m not a doormat.
違う。(スーキー)

I just want him to say it to my face.
ただきちんと顔を見て話したい。(スーキー)

(中略)

If he can look me in the eye and tell me it’s over, I’ll leave him here to rot.
もし彼が本当に目の前で終わりだというなら、さっさと帰る。(スーキー)

You looking for closure? Just let it go, move on.
気持ちの整理をつけたいのか? もう忘れて前に進めよ。(アルシード)


head back to~「~に戻る、引き返す」。

そして doormat は「踏みつけられてもただ黙っている人、
周囲にいいように扱われる人、やられっぱなしの人」。

ドアマットは毎日人々に土足で踏みつけられる、まるでそんな風に
人から酷い扱いを受けても黙っている人、不当な扱いに耐えるだけの人
そういう人を doormat と呼ぶようです。

leave ~ to rot「~を放置して腐らせる、酷い状態のまま~を置き去りにする」。

If he can look me in the eye and tell me it’s over,
(もし彼が私の目を見て、もう終わりだと告げるなら)
I’ll leave him here to rot
(そのまま彼を置いて去る)。

closure「終結、閉鎖、締め切り」。

You looking for closure?(終結を探しているのか?)
=「気持ちの整理をつけたいのか?」。

Just let it go, move on(受け流して、前に進め)。

何か良くない事、つらい事が起きたのち、それに区切りを付ける
いったん物事を終結する、そういう意味で closure が使われています。

スーキーが突然ビルにふられた、その悲しみとショックに区切りをつけたいのか?
なら忘れて前に進むことだ、とアルシードは言っています。


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