先日から「Japan’s secret udon mecca – 秘密のウドン聖地」を読んでいます。

秘密のウドン聖地


・「秘密のウドン聖地」(1)
・「秘密のウドン聖地」(2)
・「秘密のウドン聖地」(3)
・「秘密のウドン聖地」(4)
・「秘密のウドン聖地」(5)
・「秘密のウドン聖地」(6)
・「秘密のウドン聖地」(7)
・「秘密のウドン聖地」(8)
・「秘密のウドン聖地」(9)
・「秘密のウドン聖地」(10)

It seems that many of the customers are regulars.
多くのお客は常連のようだ。

Keiko keeps up a running commentary with the waiting customers, who Yoichi proudly tells me range in age from 0 to 100.
ケイコさんは、ヨウイチさんによれば0歳から100歳までと幅広いお客たちが待っている間、ウドンの説明をしてくれる。


running commentary「実況解説・放送、(物事の進行にそった)連続的な解説」。

I opted for the hands-down favourite style of udon: kama tama, udon with a raw egg and optional toppings.
私はまず間違いのないお気に入りのウドンを選んだ:釜玉、生卵とトッピングを加えるウドンだ。


opt for~「~を選ぶ、~に決める」。

hands-down「楽な、容易な、確実な、疑問の余地のない」。

Although options such as curry udon or udon with grated daikon exist on the morning menu, most people just order the simplest version, with or without raw egg.
朝にはカレーウドンや大根おろしウドンといったメニューもあるのだが、大抵のお客は卵ありか無しのシンプルなウドンを選ぶ。

Taichi slid the just-cooked udon out of the hopper and handed me a bowl.
タイチさんが出来立てのウドンをホッパーから滑らせ、私にドンブリを手渡した。

I carefully cracked a raw egg on top of the hot noodles, drizzled them with soy sauce and mixed the whole into a creamy mass.
私はアツアツのウドンに注意深く卵を割り入れ、醤油を振りかけたら、全体をクリーミーに混ぜ合わせる。


drizzle「細雨、霧雨、こぬか雨、細雨が降る、小さな水滴で湿らす」。

While the udon was still piping hot, I slurped the firm, yet soft noodles up as quickly as I could.
ウドンがまだアツアツのうちに、柔らかくもコシのある麺を素早くすする。


piping hot「あつあつ、ほかほか」。

And as I did, the two hours of sleep and 04:30 wake up alarm became a thing of the past.
そうしているうちに、2時間睡眠で4時半に起きたことなど過去の話になった。


became a thing of the past「昔の話、過ぎ去る、過去の話になる、なかったことになる」。

I finally understood the restorative power of morning udon.
わたしはついに、朝のウドンが与えてくれる活力を理解した。


restorative「元気を回復させる、気付け薬」。

Around 08:00, just in time for a family break, Taichi’s wife and two chattering daughters stopped by to say hello.
8時を回ったころ、家族の休憩時間がやってきて、タイチさんの奥さんと2人のにぎやかな娘さんたちが、朝の挨拶に立ち寄った。

We took a commemorative photo outside of the shop and they waved goodbye as I set out towards Kaminocho Station.
私たちが店の外で記念写真を撮り、上の町駅へと出発すると、彼らが手を振って見送ってくれた。


commemorative photo「記念写真」。

set out to~「~に出発する、足を向ける」。

Replete from my first bowl of morning udon, I felt ready to face the day head on.
朝一番のウドンで満たされた私は、これから始まる一日に立ち向かう準備が整った気がした。


replete「~で飽食(堪能)して・充満して、~を十分に持って」。

- 完 -


ウドンに限らず温かい朝ごはんというのは、元気を与えてくれるような気がします。

この記者の方はイギリス人か分かりませんが、お大尽でもなければホテルのような英国式朝食など普段はなかなか食べないと思います。

恐らく普段の朝食はシリアルとかトースト、ミルクティ、それに目玉焼きがあれば良い方、という感じで、釜あげウドンのようなホカホカの朝食ってあまりないかもしれません。

日本だとウドンでなくとも炊き立てご飯にお味噌汁、納豆と温かい朝食が普通に食べられる・・・これって結構贅沢なことかもしれませんね。

特に今のように寒い毎日だと、温かい朝ごはんをしっかり食べることで、その日一日が充実して送れる気がします。


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