先日から「The surprising origin of fried chicken -「知られざるフライドチキンの起源」を読んでいます。

フライドチキンはホントにアメリカ南部発祥?


・「知られざるフライドチキンの起源」(1)
・「知られざるフライドチキンの起源」(2)
・「知られざるフライドチキンの起源」(3)

Despite the fact that many cultures around the world make distinct varieties of fried chicken, the US South’s version is unquestionably the most iconic.
世界中多くの文化圏で異なる種類のフライドチキンがあるにもかかわらず、最も象徴的なのは間違いなくアメリカ南部版だろう。


distinct「他とまったく別な、別個の、性質が異なって、はっきりした、明瞭・明確な、紛れもない」。

But why?
それは何故なのか?

What gives people in the Southern US the gumption to claim fried chicken as their birthright, or their “state religion” as Damon Lee Fowler wrote in his 1998 book, Fried Chicken: The World’s Best Recipes from Memphis to Milan, from Buffalo to Bangkok.
南部の人々にフライドチキンの代々の相続権を主張するガッツをもたらしているのは、または彼らの「国教」となっているのは、デイモン・リー・ファウラーの1998年の著書 『フライドチキン:メンフィスからミラノ、バッファローからバンコクまで世界最高のレシピ』だろう。


gumption「臨機の才、機転、抜け目なさ、度胸、ガッツ、勇気」。

birthright「生得権(生まれながらに持つ権利)、(特に長子の)相続権、本来的に(生まれながらに)備わっている(受け継がれた)長所・特性」。

state religion「国教」。

The simple answer is that fried chicken’s early history is something of a mystery and US Southerners were its loudest and best cheerleaders, helping to spread it across the US, and later, the world.
簡単に言えばフライドチキンの初期の歴史は謎のままで、その中でアメリカ南部人が最も熱狂的な応援団としてそれをアメリカ全体に、そしてその後は世界中に広める助けをしたということだ。

From the 17th to 19th Centuries, conventional wisdom designated the American South as fried chicken’s native habitat.
17世紀から19世紀にかけて、世間的にフライドチキンといえばアメリカ南部と思われるようになった。


conventional wisdom「世間一般の通念」。

designate「(明確に)示す、指示する、指名する、選定する、任じる、任命する、指名する、(~と)名づける、呼ぶ」。

native habitat「生息環境、すみか、生息地、原生地」。

Southerners made it a centrepiece of their regional cuisine and boasted that only African Americans, mostly enslaved, could make “authentic” fried chicken.
南部の人々はフライドチキンを郷土料理の名物とし、かつて奴隷とされていたアフリカ系アメリカ人だけが「本物の」フライドチキンを作れるのだと誇った。


enslave「奴隷にする、とりこにする」。

boast「自慢する、誇る」。


フライドチキンの正確な由来や発祥は分からないけれども、アメリカ南部の人たちのアピールで世界中に広まったことから、何となくアメリカ南部が発祥のように皆が思っていると。

おそらく日本ではKFCが、アメリカのフライドチキン代表というイメージだと思うんですが、これは白人のサンダースさんが考えたレシピなので、ここに出てくる本場南部のものとは違うかもしれません。

まあいずれにしても、揚げた鶏肉は間違いなく美味しいですよね(笑)。


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