先日から「Why the pandemic is causing spikes in break-ups and divorces -「パンデミックの影で別離と離婚が増えるわけ」を読んでいます。
・「パンデミックの影で別離と離婚が増えるわけ」(1)
・「パンデミックの影で別離と離婚が増えるわけ」(2)
・「パンデミックの影で別離と離婚が増えるわけ」(3)
・「パンデミックの影で別離と離婚が増えるわけ」(4)
For other couples, the increase in mental health problems linked to the pandemic is playing a role in break-ups.
他のカップルにとって、パンデミックに関係する精神的な健康問題の増加は、別離の一因となっている。
play a role in「~の役割を果たす、~に影響を与える・関与する、~の一因となる」。
When Marie, a 43-year-old editor in Amsterdam, caught Covid-19 in March, it made her partner’s anxiety disorder “spiral out of control”.
アムステルダムの43歳の編集者、マリーが3月にコロナにかかった時、それが彼女のパートナーの不安障害を「制御不能な状況」にした。
spiral out of control「制御不能な・手に負えない状況に陥る」。
She says, “I had to handle everything while we were quarantined – for almost a month – and it was absolutely exhausting.”
彼女は「隔離中のおよそ1か月間、私が全てに対応せねばならず、完全に疲れ果てました」と語る。
A victim of “long Covid”, by July she was still finding it a struggle to organise her time beyond “the bare essentials” of part-time work and looking after their four-year-old.
「コロナ後遺症」の犠牲者である彼女は、7月になっても「最低限必要な」パートタイムの仕事のほかに4歳の子供の世話にも追われ、もがいていた。
long Covid「コロナ回復後に長く続く後遺症」。
“Unfortunately, our relationship was one of the elements that demanded too much effort on my part: emotionally, mentally and physically.
「残念ながら私たちの関係は、感情的、精神的、肉体的に、私に多大な労力を強いる要素の一つでした。
So, I asked him for a separation.
そこで私は彼に別居を求めました。
It just felt like a matter of life or death.”
それはもうただ生きるか死ぬかの問題のように感じたのです。」
matter of life or death「死活問題、生きるか死ぬかの問題」。
いざという時(ここではコロナ感染)相手が全く頼りにならず、むしろ負担にしか思えなかった事が別離の引き金になったと。
今までは見えなかった相手の一面に、コロナ禍を通じて気づいたという事なんでしょうかね。
こういう明らかな危機に遭遇しないまま、良い時代の波に揺られて夫婦関係を続けた人々も過去にはたくさん居たと思います(私の親世代とか)。
今は色々な事がくっきりと、浮き彫りになってしまうようになって、もやっと不都合な部分に張ってあった幕が洗い流されるような、シビアな時代なのかなとも感じます。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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