今日から「Spencer and the ever-transfixing mystery of Princess Diana -「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」を読んでいます。

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“A fable from a true tragedy,” reads a title card in the dawning moments of Pablo Larraín’s Spencer (2021): an early signpost, perhaps, of the fantastical twists and turns to come.
パブロ・ラライン監督の「スペンサー」(2021年)には「真の悲劇から生まれた寓話」とあるが、それは恐らくこれから起こる途方もない紆余曲折への道標かもしれない。


signpost「道標、道しるべ、明確な手がかり」。

twists and turns「曲がりくねり、いきさつ、紆余曲折」。

This may ostensibly be a film about Lady Diana, Princess of Wales, née Spencer, but it is not, by any measure of conventional wisdom, the sort of period biopic generally en vogue in Hollywood cinema.
本作は、表向きにはダイアナ妃(旧姓スペンサー)の映画だが、どんな一般基準に照らしても、ハリウッドで流行りの時代物伝記映画ではない。


ostensibly「表面上、表向きは」。

née「旧姓は」。

by any measure「どの基準に照らしても、それにしても」。

Most will be familiar, of course, with the last attempt to render Diana’s life on the big screen:
もちろん、ダイアナの人生をスクリーンで描こうとした直近の試みについては、多くの人が知っているだろう、

Oliver Hirschbiegel’s infamously schlocky Diana (2013), which covered her two-year, post-divorce dalliance with heart surgeon Hasnat Khan, as adapted from Kate Snell’s biography Diana: Her Last Love (2001).
オリバー・ヒルシュビーゲル監督の「ダイアナ」(2013年)は、離婚後の2年間、心臓外科医ハスナット・カーンとの交際を、ケイト・スネルの伝記「Diana: Her Last Love」(2001年)を基に映画化したもので、悪名高い駄作だ。


schlocky「安っぽい、質の悪い」。

The two films couldn’t be more different:
この2作品はこれ以上ないほどに違うものだ、

while Diana is a formulaic, artistically vacant disaster, Spencer benefits from Larraín’s deft directorial hand.
「ダイアナ」は型にはまった、芸術的には空虚な大失敗作だが、「スペンサー」はララインの巧みな手腕に支えられている。


deft「器用・上手な、巧みな、腕の良い、手際の良い」。

Like the titular woman herself, it is simultaneously familiar and enigmatic, brimming with challenging, expressive surrealism,
作品はダイアナ自身のように、親しみやすさと謎めいた雰囲気を併せ持ち、挑戦的で表現力豊かなシュールレアリズムに溢れ、

as it imagines Diana on a horrifying Christmas break at the Queen’s Sandringham House estate in 1991, when her relationship with Prince Charles is reaching its death knell.
チャールズ皇太子との関係が悪化していた1991年、彼女が女王の邸宅サンドリンガム・ハウスで恐ろしいクリスマス休暇を過ごす様子を描いている。


death knell「死を告げる鐘、破滅を予兆する出来事」。


「スペンサー」イギリスでは今年11月、日本では2022年公開予定です。


もうトレイラーを見るだけで息が詰まりそうな・・・王室メンバーと一緒に過ごすのしんどい・・・というのが伝わってきました。

庶民のお嫁さんと違い、家事や食事の支度はないでしょうが、舅、姑を始めとした親族と共に数日間寝泊りする、というのは、ただでさえお嫁さんは大変。

加えて夫との仲も良くない時期。

トレイラーの中で、エリザベス女王と思しき人物からダイアナさんが「彼らは変わらない、あなたが変わりなさい」と言われるシーンがありましたが、それはチャールズさんの事??

だとしたら彼女の悩み(チャールズさんの浮気)は自分の中で収めなさい、と言われたわけで、まあ寒そうな風景と相まって、さぞかし憂鬱な休暇だったろうなと思います。

キャサリン妃もクリスマスをウィリアム王子や子供たちと共に実家で過ごす年もあるようで・・・(笑)、やっぱり夫側の親族と過ごすのは、どんなに素晴らしい方々でも何かと気疲れするんでしょうね。

日本では来年公開の「スペンサー」、そしてダイアナさんについて、早速読んでいきましょう!


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