先日から「Is Japan losing its umami? -「日本は“うまみ”を失っている?」を読んでいます。
・「日本は“うまみ”を失っている?」(1)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(2)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(3)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(4)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(5)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(6)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(7)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(8)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(9)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(10)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(11)
Making these mammoth 4,000-litre barrels requires a team effort.
4,000リットルの巨大な樽を作るには、チームワークが必要だ。
More than 40 planks of 100-year-old Yoshino cedar are rounded and laid vertically to form a cylinder.
樹齢100年の吉野杉の板を40枚以上丸め、縦に並べて円筒状にする。
plank「厚板、平板、(政党の)綱領の項目」。
To lock the planks into place, Fujii Seiokesho’s craftsmen told Yamamoto not to use glue, but bamboo.
板の固定には、藤井製桶所の職人は山本さんに、接着剤ではなく、竹を使うよう言った。
After talking to a neighbour, Yamamoto learned that his grandfather had planted a bamboo grove decades earlier for exactly that reason, knowing that someone in the family would one day need to build more barrels.
近所の人に話を聞くと、山本さんの祖父が何十年も前に、いつか家族が樽を作る時のためにと、竹林を植えたのだという。
For each kioke, Yamamoto searches in the grove for just the right shoot, cuts it and shaves it down to make elastic strips that he slowly weaves into braided bamboo hoops.
木桶のために、彼は木立の中から最適な若枝を探し出し、それを切り、削り、伸縮性のある帯状にして、ゆっくりと竹輪を編んでいく。
These cylindrical hoops are then hoisted atop the barrel and carefully hammered into place to prevent any liquid from seeping out.
この円筒形の輪を樽の上に吊り上げ、液体が染み出ないように慎重に打ち込んでいく。
hoist「揚げる、(ロープなどで)巻き上げる、釣り上げる、立ち上がる」。
これは桶板の周りにきっちり嵌めて固定する竹輪、箍(たが)ですよね。
「タガが外れる」のタガ、外れてしまうと板がばらけて桶が駄目になってしまうところから「緊張や束縛がとれ、しまりのない状態になる」という状態を表します。
それにしても竹を植えてあった山本さんのおじいさんの、先見の明もすごいですね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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