先日から「Why you should never drink whisky on the rocks -「ウィスキーはロックで飲むな」を読んでいます。
・「ウィスキーはロックで飲むな」(1)
・「ウィスキーはロックで飲むな」(2)
・「ウィスキーはロックで飲むな」(3)
I’ve never tasted another drink that has more successfully bottled a place.
これほどまでに土地をうまく瓶に封じ込めた飲み物を、私は他に知らない。
The whisky truly tastes like Islay,
このウイスキーは、まさにアイラ島の味がする
distilled – of the peat bogs that cover the island, of the smoke and fire used to stay warm during a seemingly endless winter, of the salty aftertaste of the sea.
蒸留された島を覆う泥炭地、果てしなく続くかのような冬を暖かく過ごすための煙と火、そして海の塩気のような後味。
Nothing about Islay is easy.
アイラ島では何事も簡単にはいかない。
The island is rugged and tempestuous;
島は険しく、荒々しい
tempestuous「大嵐の(ような)、騒々しい、動乱の、激しい」。
winds gusting straight from the sea are powerful and unrelenting.
海からまっすぐ吹き付ける風は、力強く、容赦がない。
unrelenting「仮借しない、厳しい、断固とした、弱まることのない、たゆみない」。
Clusters of white-washed buildings make up the two main villages of Bowmore and Port Ellen;
ボウモアとポートエレンの2つの村には、白壁の建物が密集しており
the rest of the island is mostly inhabited by sheep and birds, and largely covered in peat.
それ以外の島の大部分は泥炭で覆われ、羊や鳥が生息している。
The peat bogs, which take thousands of years to form and require a perfect storm of climatic conditions, spread across the island for miles.
数千年かけて形成された、完璧な気候条件を必要とする泥炭湿地が、島全体に何マイルにもわたって広がっている。
Public transportation on the 25-mile-long island is a nightmare, and driving and visiting distilleries don’t really mix.
全長25マイルの島の公共交通機関は酷いものだし、車の運転と蒸留所巡りはよろしくない組み合わせだ。
So for three days on Islay, I held out my thumb and was whisked away by kindly locals,
だからアイラ島での3日間、私は親指を突き出し、親切な地元の人たちに連れられて、
whisk away「さっと立ち去る、さっと連れ去る、追い払う、(その人を)をすぐに~へ連れて行く、移動させる」。
travelling from the windswept shores to the warm and welcoming shelters of the island’s eight distilleries, sampling dozens of whiskies in all their smoky glory.
風吹きすさぶ海岸から島内8つの蒸留所の温かく心地よい隠れ家まで移動し、数十種類のウィスキーを、その燻製の輝きを味わいつつ試飲した。
うーん、一人旅の難易度が高い(笑)。
島内の移動を含めて、今でさえそんな様子なら、マッサンが勉強をしに行った頃なんて、もっと様々困難な事が多かっただろうと思います。
自然が厳しく、訪問者には不便な土地柄に、東洋人がぽつんと。
後の妻となるリタさんの存在は、大きな支えだったろうと想像します。
どうしてもマッサンと絡めて記事を読んでしまっています(笑)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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