先日から「Why olive oil prices are soaring and what to do about it -「オリーブオイル価格高騰の理由と対策」を読んでいます。

オリーブオイル価格高騰の理由と対策


・「オリーブオイル価格高騰の理由と対策」(1)
・「オリーブオイル価格高騰の理由と対策」(2)

Although higher prices are also being felt around the world, they are hitting Europe the hardest,
価格高騰は世界中に及んでいるが、特にヨーロッパでは最も大きな打撃となっている、

especially since, for many Europeans, olive oil is more than just an ingredient;
特に多くのヨーロッパ人にとってオリーブオイルが単なる食材ではなく

it’s an irreplaceable cultural marker.
かけがえのない文化的標識になってからは。

“It is like the blood for a human being, it is a part of who I am and as a chef, it is the basis of everything I do,”
「それは人間にとっての血液のようなもので、私という人間の一部であり、シェフとして私が行う全てのことの基礎なのです」

said Matteo D’Elia, head chef and owner of Umami restaurant in Badalucco, Italy.
と語るのは、イタリアのバダルッコにあるレストラン「Umami」のオーナーシェフ、マッテオ・デリア。

“The diversity of high-quality olive oil is not only about taste, but it offers a glimpse into our terroir, just like for wine.
「高品質のオリーブオイルの多様性は、味だけでなく、ワインのようにテロワールを垣間見ることが出来ます。

Different regions, different soils give you such different flavours and with this we can extract both the oil and the environment that it came from
産地や土壌が違えば風味も違ってくる、そうしてオイルとそのオイルが生まれた環境の両方を抽出することが出来る、

- that is truly amazing for me.”
それは私にとって本当に驚くべきことです。」

For chef Diomis Angelos of La Muna Restaurant in Davos, Switzerland, the heart and soul of Greek food can be found in a bottle.
スイスのダボスにあるラ・ムナ・レストランのシェフ、ディオミス・アンゲロスにとって、ギリシャ料理の心と魂はボトルの中に込められている。

“[Olive oil] it is the golden thread intricately weaving the tapestry of my culinary heritage,” he said.
「(オリーブオイルは)私の料理の伝統のタペストリーを複雑に織りなす黄金の糸なのです」と彼。


intricately「複雑に、込み入って」。

“I recall my yiayia (grandmother) in our village near Volos, [Greece], cooking Fasolakia Ladera [literally, "green beans of olive oil"] and using olive oil from our family’s ancient grove.
「(ギリシャの)ヴォロス近郊の村で、祖母がファソラキア・ラデラ(オリーブオイルのインゲン豆)を作る時、我が家の古くからある畑で採れたオリーブオイルを使っていたのを思い出します。

Yiayia would start by heating a generous amount of olive oil in a pot with the aroma of the heated oil signalling that a family feast was about to begin.
祖母はまず、たっぷりのオリーブオイルを鍋で温めるのですが、その香りが家族の宴の始まりを告げるものでした。

She’d then add finely chopped onions and garlic, letting them soften and blend with the oil, before adding fresh green beans, potatoes and ripe tomatoes.”
その後、細かく刻んだ玉ねぎとニンニクを加えて柔らかくし、油となじませてから、新鮮なインゲン、ジャガイモ、完熟トマトを加えていました。」



「オリーブオイルのインゲン豆」、想像しただけで美味しそうな料理ですし、これにはオリーブオイルが欠かせないようです。

ヨーロッパの人々にとってはそのように、オリーブオイルは単なる食材を超えて思い出と文化をも象徴するような存在なのでしょうね。

日本人にとっての醤油、味噌のような。

その価格が高騰し、気軽に使えなくなるとすれば、それは一大事。

しかし生産量は減る一方、果たして解決策はあるのでしょうか。


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