先日から「Mottainai: In Japan, creativity is key to a no-waste ideal -「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」を読んでいます。
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(1)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(2)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(3)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(4)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(5)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(6)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(7)
Back in Murakami, I meander down the village’s narrow, stone-cobbled alleys to Kokonoen, a cosy tea parlour constructed of sandy-coloured Japanese cypress.
村上に戻ると、石畳の狭い路地をぶらぶらと歩き、砂色のヒノキで造られた居心地のいい茶室「好古園」にたどり着く。
Seated in front of a manicured Zen garden,
手入れの行き届いた禅庭園の前に座り、
I sip fragrant sencha – liquid jade as perfumed and complex as an aged Pinot Noir
香り高い煎茶(熟成したピノ・ノワールのような芳香と複雑さを持つ翡翠色の液体)を
- paired with chazuke (jewel-like confections of preserved strawberries, mulberries and other local fruits).
茶漬け(イチゴや桑の実など地元の果物を保存した宝石のようなお菓子)と一緒に飲む。
Each pour from the lacquered tea kettle conjures up new flavours from the aromatic leaves,
漆が塗られた茶釜から湯が注がれるたびに、香り高い葉から新たな風味が生まれ、
subtleties to be contemplated along with the beauty of the garden and the calligraphy.
庭や書の美しさと共に繊細な味わいを堪能できる。
contemplate「熟考する、熟慮する、考えている、考える、~をじっと見つめる、熟視する、期待する」。
The leaves finally spent, the tea master gently removes them from the teapot with wooden tongs and settles them atop a bowl of fresh rice.
ようやく使い終わった茶葉を、茶師は木製のトングでそっと急須から取り出し、新米を盛った茶碗の上に置く。
Bright green and as tender as steamed spinach, the sencha releases the last hints of the tea’s marine and pine bouquet.
煎茶は鮮やかな緑色で、蒸したほうれん草のように柔らかく、海や松の香りが最後に感じられる。
Lifted by caffeine and theobromine, I can’t help but agree with the Shinto sages.
カフェインとテオブロミンで気分が高まり、神道の賢者の意見に同意せざるを得なくなる。
The blessings of nature are sacred.
自然の恵みは神聖なもの。
Miracles of soil, sun and rain too precious to simply throw away.
土と太陽と雨の奇跡は、ただ捨てるにはあまりにも貴重すぎる。
- 完 -
お茶を味わったあと、茶葉もご飯のお供としていただく。
これは試みたことがありませんでしたが、地球環境にも身体にも良さそうな感じがします。
素材の良さが物を言う食事法なのでしょうね。
それこそが令和の時代の本当の贅沢なんだなと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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